27日日曜日午後からは、名城大学名誉教授 鈴木正之先生が主催するダンベル体操の第31回目の講習会にお邪魔して参りました。

前回の講習は私も受講させていただき、たくさんの人が参加されておりましたが、今回もたくさんの方が参加していました。









さて、こちらの鈴木先生は筋肉トレーニングに関しては日本では、いや世界でも素晴らしい功績を残しておられる方で、ご自身は相撲、ボディービルディング、パワーリフティングなどの大会で60代後半になってからも上位に入賞しており、体育科学の研究者としても長年に渡り数えきれないほどの功績を残しておられます。これまでにたくさんのダンベル体操や筋肉に関する本を出版されており、テレビにも出演したりして、指導者としても多方面でご活躍して来られたようです。
私もご縁があり、恐れ多いのですが長年おつきあいさせていただおります。




インストラクターの先生方・・・
上は70才を越えたインストラクターの方もいらっしゃいます。


去る8月26日~9月1日にアメリカで開催された『第31回ジュニアパワーリフティング選手権』で、教え子さんが3人も上位3位以内に入賞いたしました。3人とも大学に入ってからパワーリフティングを始めて、わずか4年足らずで世界レベルで結果を出せた!というのはスゴい!としかいいようがないですね。




2013年10月24日 中日新聞『スポーツ欄』での掲載記事


今回の結果の背景には何と言っても鈴木先生の『基礎筋力』を重視した指導力があったからこそだと私は思います。


今回のダンベル体操の講習会の話に戻りますが、普段スポーツをされていない方も参加されており、これから筋肉を鍛えて健康寿命を延ばそう!と張り切って参加されている高齢の方もたくさんいました。

筋肉を鍛えるというのは、いくつになっても遅すぎるということはないので、非常にいいことだと思いました。

鈴木先生の指導の元で筋トレの基礎を学んだ人は、どんなレベルの人でも効率よく筋肉を鍛えることができるようにるのではないかと思います。
(間違ったやり方で筋トレをやっても、疲れるだけで効果があまりない場合も多々あるので、ちゃんと正しいやり方でやった方が効果大です。)

日本では年々高齢者が増え続け、骨粗しょう症や腰痛で苦しむ人が増えておりますが、毎日少しずつ骨を支える筋肉を鍛えておくことで、そういった症状を未然に防ぐことができるんです!と鈴木先生は常々熱く提唱しております。

将来要介護、要介助、寝たきりにならないようにするには、毎日少しずつでもいいので『続けること』だと思います。

最近忙しくて運動不足の方も多いと思いますが、毎日30分だけでも基本的な筋トレやウォーキングを日常生活に取り入れてみてはいかがでしょか。