おはようございます~!

昨日の一宮市立中央図書館視察レポート第2弾です。

さて、一宮市立中央図書館のシステムで忘れてならないのは、屋上にある30万冊が保管されている蔵書のストックルーム!

約40冊入る箱が7600個、ギッシリと詰まってます。


ワインで言えば巨大ワインセラーとでもいえる空間でしょうか。


階下の図書館カウンターから、コンピュータで欲しい本の指示を出すと、巨大ロボットが反応して、その本が屋上のストックルームから自動で送られて来るのです。


このシステムは稲沢市立図書館でも採用されているらしいですが、国内ではまだそんなに普及されていないのではないでしょうか。





図書館に送り出される本をしっかり撮影して記録するカメラ




本の自動管理システムの映像(27秒)はこちら→


利用者に長時間待たせることなく、リクエストされた本をお届けできるのは利用者にとっても、スタッフにとってもいいですね。
長い目で見ると人件費の節約にもなるのではないでしょうか。


さて、5階の児童書フロアには『子育て支援センター』が設置されていたので、こちらも見学させていただきました。

子ども一時預かり施設もあり、これは図書館を利用するお母さんにとってはありがたい施設だと思います。

子どもを預けて駅周辺で買い物もゆっくりできますね。



子育て支援センターの入り口には子どもたちの手形が
壁にぎっしりと飾られていました。(Nice art work!)



子ども一時預かり施設のすぐお隣にある子育て支援センターには、たくさんのお母さんたちが、話をしたり子どもたちを遊ばせていました。
子育て支援センターもこの駅ビルに移転したことにより、利用者が一気に多くなり、利用者の方の笑顔もたくさん見られるようになったと、スタッフの方がおっしゃてました。





お母さんたちが子育てに関することを学べる部屋も様々な工夫がされていて素晴らしいと思いました。
家庭内での不慮の事故で子どもが大けがをしたり、命まで落とすことも多々あります。
若いお母さんたちがそういった不慮の事故をなくすために楽しく学べる雰囲気をうまく演出しているので、もっともっと人気の施設になること間違いなし!ですね。

スタッフの方とも少しお話をさせていただきましたが、
ものすごく楽しみながらお仕事をされているのが素晴らしいな、と思いました。
スタッフが楽しんでるからこそ利用者も笑顔になるのだということを改めて感じました。










★今回の一宮市立図書館の移転、改革の構想は10年くらい前からあり、こうして駅ビルにオープンするに至るまでの道のりは決して簡単なものではなかったと思います。でも何故、こんなに素晴らしい図書館が実現できたかというと、まずは谷市長の熱い思いがあったからだということを内藤館長からお伺いしました。そして前向きでとても明るい内藤館長何でもやってみよう!という姿勢がスタッフや多くの関係者にしっかりと伝わり、みんなが同じ方向に向かって進んできた結果だと思いました。

何か新しいことを進めようとしたときにまず、成功の明暗を分けるのは、どれだけそのプロジェクトに対する熱意があるかどうかということことにつきると思います。

谷市長は
『どう?』とこの新図書館にほぼ毎日顔を出しているそうです。
自分の子どものように気になるんですね。


★内藤館長さんにはお忙し中、ご
丁寧にご説明をしていただき
ありがとうございました。

yk