●さて、3日目は朝早くから出発。






せっかくの宮城県なのだから日本三景のひとつである『松島』へ行ってみることに。


今回の震災で崩壊しているかと思いきや、見た目では何ともなっていませんでした。




観光も復活し、遊覧船も出航していました。


年間370万人の観光客が訪れるというこの松島が崩壊されていなくて本当に良かったです。





この後、松島を少し東へ上がって行った『陸前大塚』という街を過ぎて2キロほどさらに東へ進んだところで景色が急変。




辺りは瓦礫の山!


たった2キロでこんなにも運命が分かれてしまうとは。。。


東ゆうこ(ひがしゆうこ)(減税日本公認・名東区)のブログ


この地区の中でも全倒壊の家もあれば、見た目ではどこも壊れた様子はなく美しいチューリップが満開のお庭がある家があったりと、明暗が完全に分かれてしまっていました。


でもこればっかりは、どうしようもない。


両親をなくしてしまい路頭に迷う子どもたち。


愛する子どもを失った母親。


東ゆうこ(ひがしゆうこ)(減税日本公認・名東区)のブログ


今まで連れ添ったパートナーを奪われひとり取り残されたご高齢者。


この瓦礫の中には数えきれない人生の悲しみと苦しみが埋まっている。


私は涙が止まらなかった。















自然はやさしい。







自然は偉大。





自然は希望。





自然は恐怖。





自然はわがまま。





私たちは自然の中で生かされている。





・・・ただそれだけ。









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。。。帰りは日帰り入浴ができる松島温泉『壮観』に立ち寄ってから高速に乗りました。(最近営業を再開したみたいで、お風呂場のガラスはまだ割れたままでそれをガムテープで修正してあっただけ。露天風呂は使用中止になっていました。日帰り入浴料は500円でとってもおトクでした。でも少しでも地元の復興に協力できたかな?




。。。それにしても温泉はホント気持ち良かった~!


長旅で疲れた体をす~っと癒してくれました。


ありがとう^^/松島温泉さん!)





さてこの後の高速道路はやはり『超』がつく『渋滞!』


ずーっとノロノロ。


名古屋に帰り着いたのは夜中の3時半。


松島から13時間半かかったことになります。




このGWには13万人のボランティアの人達が被災地に駆けつけたというニュースを聞きましたが、このGWに集中してしまったのは残念。




せっかく現地に行ってもボランティアの人が多すぎて何もできずに帰った人もたくさんいたみたいです。




vボランティアの人を統括してまとめるしくみをしっかり作って、無駄のないボランティア活動ができるようにしていくことも早急な課題だと感じました。





...今回の被災地の視察は道中にまるまる24時間以上かかってしまったので実際に現地で過ごせたのは2日足らずでしたが、被災地の色々な側面を見ることができて有意義でした。




この視察で気づいたことをこれからの県政でしっかりと生かして行きたいと思っています。



東ゆうこ