手術について(子宮全摘/腹腔鏡手術)


今日は日記形式の闘病記は一旦横に置き、手術の内容について書かせていただきます。


手術当日の麻酔が効くまでの様子は、こちらをご参考までニコニコ下矢印

『子宮全摘STORY 千船病院(13) いよいよ手術』8月26日 いよいよ手術巨大子宮筋腫(約10センチ)、多発性子宮筋腫(約20個)、子宮内膜症、チョコレート嚢胞による子宮全摘の手術を今から受けます手術の看護師…リンクameblo.jp

今回の私の手術は、コロナの緊急事態宣言下でしたので、お見舞いはもちろんのこと、家族の付き添いはナシ。手術が終わる頃に家族1名だけ先生からの説明を受けることができる、とのことで、母が病院に来てくれることになりました。

ここからは私の記憶ではなく、母からの報告です。


手術終了、母との出会い

看護師さんから、「娘さんの手術終わりました!出てこられますが、会いますか?」真顔母「はい!」

ストレッチャーで運ばれる私に会う。

真顔「手術終わったよ!大丈夫やで!」

ニヤリ「ウーーーー」私の顔は引き攣り、左目は開かず右目のみを開け、声かけに応えようとする。

ニコ大木先生「全身麻酔がまだ残っているので答えることはまだ難しいですが、声は聴こえていますよ」

ニヤリ「ウーーーー」

真顔あんまり話しかけると苦しそうやな。と思ったそうです。

ニヤリ私はこの時の記憶ゼロ


大木先生が1番大変

母によると、大木先生は6.5時間の手術後10分ほどで戻ってきてくださったそうです(お手洗いと着替えかな?)。

いつも先生は左足にサポーターをされている。きっと足も痛いだろうに、トイレも行かず、何も食べることもなく、ずっと私の手術。

私は麻酔で記憶なし。

ようやく手術が終わった後は、母への丁寧な説明。カッコイイけど、大変な仕事ですよね。頭が下がりますキョロキョロ


大木先生による説明

まず、摘出した筋腫見ますか?と先生からの質問。興味津々の母は、ためらわず真顔見ます!

運ばれてきた私の筋腫、卵巣、子宮はジップロックのような袋に入っている。巨大筋腫は細かく切られている。


ニコ大木先生:こちらを病理で検査し、良性か悪性かの確認をします。ただ触った感じでは柔らかいですし、おそらく良性だとは思いますが、改めて結果はお伝えします。


手術中の私のお腹の様子を動画で見せながら、どのように手術を行なったかを説明。約40分。

ニコ娘さん、診察の際には膣口が狭かったので、うまく開かない場合は下腹部を4センチほど切らせていただくことに同意いただいていました。

真顔はい。聞いています。

ニコでもお母さん、見てください。こちら、お腹の中から膣口を見ているのでが、全身麻酔が良く効いて弛緩して4〜5センチ開いたんです。なのでお腹は切らずに膣から出しました。開腹していないので、術後ラクだと思います。

ただし、膣口から出すため、大きな筋腫をお腹の中でこのように細かく切らないといけません。なので時間はかかりました。

でも、ご本人も希望されていましたが、予後を考えると、この方が良いと思います。

真顔先生が大変でしたね。ありがとうございます笑い泣き


ニコ次に、癒着しているところを、このように少しずつ剥がしていきます。

真顔ホントに丁寧に少しずつなんですね。

ニコこの手術で一番気をつけなくてはいけないのは、膀胱や尿管、神経系に傷をつけないことなんです。たとえ全摘がうまくできても、娘さんの退院後の生活が大きく変わりますから。

真顔ありがとうございます。

ニコこのように見えているところは傷つけることなく剥がせましたが、裏側はカメラがないので分かりません。おそらく大丈夫だと思います。


真顔先生、ところで、先程から血が全くないようですが、出血は大丈夫でしたか?

ニコ大丈夫です。100cc(コーヒー缶の半分)ほどです。


このような感じで、母はとても安心して病院を去りました。
大木先生は、その技術はもちろん素晴らしいのですが、ウェットになり過ぎない寄り添いと、丁寧で分かりやすい説明で安心感と信頼感があります。
私のような巨大子宮筋腫、多発性子宮筋腫、内膜症、チョコレート嚢胞のような場合は、基本開腹手術です。それを内視鏡で出来るなんてスゴイですし、もっと多くの方が負担と不安の少ない手術が受けられるようになることを切に願います。


以上、手術についてでしたウインク