体はその時々の状況によって 色々なことを調節しています。
その調節は とっても微妙で緻密です。
例えば私がせっせとサプリメントで摂っていた、ミネラル
厚生労働省 e-ヘルスネットより引用
「生体を構成する主要な4元素(酸素、炭素、水素、窒素)以外のものの総称。代表的なものはカルシウム、リン、カリウムなど。
ミネラルは体内で合成できないため食物として摂る必要があります。
不足した場合は欠乏症やさまざまな不調が発生しますが、摂りすぎた場合にも過剰症や中毒を起こすものがあります。
「日本人の食事摂取基準(2020年版)」では、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、リンを多量ミネラル、鉄、亜鉛、銅、マンガン、ヨウ素、セレン、クロム、モリブデンを微量ミネラルとして、基準を設定しています。
ミネラルは、互いに吸収や働きに影響をあたえ合うことがあるため、バランスよく摂ることが求められます。」
引用終わり
ミネラルの中でも 電解質というものは 神経の伝達や筋肉の運動に深くかかわり、とても重要なものです。
不足したり 多すぎたりすることは、命に関わる事態を引き起こすことにも繋がります。
だから 体内ではそれを一定に保とうとする働きがあります。
そこで重要になってくる場所が腎臓です
腎臓で作られた尿は 尿管を通って 膀胱に貯められ、そこから対外に排出されます。
尿は腎臓の中に流れる血液を濾して作られます。
腎臓の中には、尿になるまでの液体(原尿)が流れる長ーい管がウネウネしていて
その管を流れる間に 必要な糖分やタンパク質、水分、そして電解質を再び体内に吸収する、
そしていらない分を尿として排泄する、という機能があります。
その必要な種類や量 いらない種類や量 というのは、その時々の心や体の状態により変わってきます。
体のあちこちの状態を把握して それを伝達し、
体内が外からの影響で狂ってしまわないように、とっても緻密に正確に判断されたものです。
そういった微妙な調節が、体のあちこちで行われています。
続きます