「森のピアノ」というアニメに出てくる、阿字野壮介という天才ピアニストは、事故で怪我をして、その天才たるピアノが弾けなくなってしまった。
主役は彼ではないが、自分の右手を見ていたらふと思い出した。
あれから一年が過ぎた。
私は天才でもなんでもないけど、実は少し前から気づいていたことがある。
なんか硬くて横の動きが悪い。
ちょっとした動きが微妙に違い、変なミスタッチをしてしまう。
ちょっぴり自慢だった音色も変わってしまった?
一言で言うなら「硬い」
コードを弾いて弾き語りをするくらいなら、特にデジタルピアノならさほど変わらないけど、クラッシックをアコースティックで弾こうとすると違いが目につく。
最初は練習してないから動かないものと思っていたけど、どうやらそれとは少し違う。
・・・・。
それは弾かないピアノをお手入れしてピカピカにするのと同じ感覚。
指が完璧でないのはなんとも許しがたいこと。
慣れればいいだけの話なの?
↑不思議な雰囲気を醸し出す和室のピアノ。
ピカピカに生まれ変わった私のピアノ。
あつらえたようにぴったりサイズの布が出てきた。
和ではないけど、置いてみると馴染むからマル。
この雰囲気によく合いそうなノリマサさんのDVDをディスプレイ。
見えないかもしれないけど、左下の「technics」がデジタルピアノユニット。
これをアコースティックの代わりに鳴らし、ヘッドホンで聴くのがいわゆる消音ピアノ。
今日は「聴かせてよ」と「Period.」を弾いてみた。
ノリマサさんのオリジナル、良い曲だな・・・。
リハビリはまだまだ続く。