横顔がすきだった。
そこに出来た隙はあたしにしか見えないから。
そっと手を置いたら
あたしのヒザはとっくに冷えてて
夏だって夜になれば冷えるんだって事しった。
どれだけの時間
貴方との電話を切れずにいるんだろう?
家の中で1人で耐えるにはちょっと苦しくて
公園まで来たのはいいけど、
本当、
どれだけの言葉で繋げば
さよならの一言を受け入れられるようになるんだろう?
教えて欲しいよ。
こんなぬるい夏の夜に
もう冷めた愛情にしがみつくしか出来ないあたしに
教えて欲しいよ。
後何分でこの恋に終わりがくるのかを。
ねえ。
教えてよ。
その娘の何処が
あたしより好きなのか。
ああ。
あの横顔にみた隙は
もう他の誰かのものね。
横顔を見る事が増えたのは
きっと
貴方があたしを見なくなったからだったのね。
どうして気づかなかったんだろう。
どうしてその横顔を
眺めてばかりいたのだろう。