智もさとみちゃんも
忍びの国は恋愛映画でもある
と言ってましたが
本当に、私の中でも
近年稀にみるラブストーリーだったと
感じてます。
特別体が触れ合う事も無い
寧ろ家から閉め出されてる無門殿
でもね、お互いの愛が
ヒシヒシと伝わってきて・・・
映画を見る前は、恋愛要素に
そんなに期待をしてなくて
とにかく智のアクションが見たくて
そればかりを楽しみにしてたんです。
夫婦の物語は、少しで良いよ
くらいに思ってて。
でも、実際に映画を見たら
なんて素敵な二人なの
今ではもっと見ていたかったと
心改めてしまうくらいに良くて。
ベタなラブシーンなど無くたって
十分にラブストーリーは作れるの。
智とさとみちゃん
本当に息がピッタリで
全然、お芝居初共演に感じなくて
良い雰囲気だった。
やっぱりさとみちゃん自身が
とてもしっかりしてる女性だと言う事が
凄く大きいのかも知れない。
ただ綺麗なだけじゃない
主演俳優をちゃんと立てられる人。
ジャパンプレミアの時に感じたけど
インタビューを読んでても
いつも自分を落としてる智を
さとみちゃんはそんな事無いと
否定してくれる。
ヴァンサンカン25ansで
さとみちゃんは、明るくてよく笑い
気持ちを言葉にしてくれる人が好きと。
すると記者の方が、
大野さんのような人は難しいか?
智ってそう言うイメージなんですよね。
でもそこで、さとみちゃんはしっかり
それを否定してくれた。
凄い喋る、実はとても明るい人だと。
それから、JAPAN CUTSの時に出た
朝日英字新聞での記者を交えた二人のトーク
ここでもさとみちゃんが、とっても
嬉しくなるような事を言ってくれてて
その部分を訳しました。
さとみ: 大野さんって、どんなに周りから
凄く期待されて、物凄いプレッシャーの中にいても
言われた事は何でも軽くこなしてしまうように見えるんです。
たまには”頑張った”って言ったって良いのに言わない。
より良い演技をする為に、絶対に
凄く時間とエネルギーを使ってるはずです。
智: (照れて///下を向いて鼻をかく)
記者: 忍者役をどのようにして掴んだんですか?
智: 何も掴んでないよ!
さとみ: ほら!こんな風なんですよ。
智: 嘘じゃないって。 とにかく深く考えずに、
落ち着いて、監督がイメージする無門に
近づいて行っただけ。
ファンが言いたくなるような事を
代わりにちゃんと伝えてくれるのよね。
さとみちゃん、本当にありがとう。
こんな言葉の掛け合いを見てると
本当に微笑ましくなる。
実は原作を読んだ時点で、
別の女優さんをイメージしてたけど
今ではもう
さとみちゃん以外のお国さんはあり得ない。
個人的に、私の中でヒロインは
その作品の良し悪しを左右するほどに
重要なポイントなんです。
もう、ヒロインに共感出来ないと
作品全体がダメに思えちゃうの。
智の事をちゃんと理解して
良い所をしっかり言葉にしてくれる
そんなさとみちゃんのお国さんは
無門をちゃんと理解して
無門への愛情がたっぷりで
究極のラブストーリーだったなぁ
泣きたいラブストーリーを見たい人に
とってもお勧めしちゃいます。