おばあちゃんの容態が悪くてお母さんから連絡があり、帰省してきました。


少し前に入院したことを聞いていたのですが、今は自宅で訪問看護をしてもらっています。


話が出来ないのですが、意識はあって、時々反応してくれました。


11月まで元気に畑に出ていたので、急すぎて家族もびっくりしていました。


片方の肺はもう機能してなくて、点滴も打ってないのであとは看取る感じです。


数日前に打った点滴でもってる感じだったので、土日がやまだと言われていたけれど、今もおばあちゃんは頑張っています。


とても強い人です。

90歳。

(去年の夏に会った時です)


私の実家とおばあちゃんちは同じ町内で、車で5分くらいでした。


なのでよく行ってたし、小さい頃はおばあちゃんに色んなことを教えてもらいました。


おばあちゃんの野菜で育ったし、沢山愛情も貰いました。


お年玉は毎年沢山くれたし、お小遣いも沢山貰いました。


大人になってからも交通費といって内緒でくれたり。


私は初孫だったから、余計かも。

周りに自慢してたんだって。笑



今私は宇都宮に帰ってる途中です。


家族が寝ないで見てくれてるので、あまり行くと休めないからとお母さんが言ってたので、そうすることにしました。私にできることはもうないかなと思ったので。


最後におばあちゃんの手を見てきました。

爪には泥が沢山ついてました。

肉厚の手相のはっきりした手。


思い出したら泣けてきた。


ありがとうおばあちゃん。


お礼を言うのを忘れたけど、最後みたいで嫌だったから言いたくなかったんだ。


だってまだ頑張って生きてる。


ありがとうは次に会った時に言います。