2週間前の月曜日、食器を洗っていたら食べてないのに黒ゴマが一粒落ちてる。
拾おうとしたら違う。これは目の不具合だ。
10年以上見続けている飛蚊症とはちょっと違う。
飛蚊症なら割とすぐに消えるのに、ずっといる。
小さい虫と勘違いしそう。
と、思ったら木曜日の朝、右目の視界全体にムクドリの大群と大きな足長蜘蛛1匹が現れて、
眼球と一緒に上下左右にゆらゆら動く。
はじめましての症状。
すぐ眼科に電話をしたら、
「早めに来れますか?症状を聞くと眼球の裏側まで検査しないといけないと思いますので
受付が閉まる15分くらい前までには来て欲しいです」
と言われる。
眼球の裏側の検査。怖すぎるワード。
何をされるんやろうか。
今まで眼科はほぼ行ったことが無い。結膜炎かめいぼくらいか。
取り急ぎの仕事を終わらせて行ったら、視力測定に初めての眼圧検査。
眼球をぎゅうぎゅう押されるのかと思ったら、しゅっと風を当てられただけ。
ああ良かった。
目をよく見るために瞳孔を開く点眼をしてもらう。
ちょっとひりっとする。
この時点でも目の裏側の検査が恐ろしくて仕方ない。
診察室に呼ばれる。
機材に顎を乗せ、おでこを固定し、
ものすごく明るいライトを目に当てられて、ちょっと頭痛がしそう。
「上を見て~。右上を見て~。左上を見て~」
「下を見て~。右下を見て~。左下を見て~」
何度か繰り返す。
これが眼球裏側の検査方法だった。良かった・・。
眼球を器具でぐりぐりされるかと思っていた。
ずっとライトは当たりっぱなしで眩しいし、目を閉じたい。涙が出る。
そして診断結果は網膜裂孔という網膜に小さな穴が開いているとのこと。
ムクドリと足長蜘蛛は網膜からの出血だそうで、
そのまま放っておけば穴が広がって網膜剥離になると。
原因は老化なんですって。
その場で「レーザー手術しますか?今出来ますけれど・・」と言われ
すぐにお願いした。
これも穴が開いている場所にレーザーを照射して、
ぱっぱっぱっと光を当てるのだけれど、当てた回数は10数回か。
それで手術終了。
終わってみれば、検査も手術もぜんぜん大丈夫だった。
その後、数日かけてムクドリの群れは海藻のもずくに変形し、
足長蜘蛛は弱まって足が絡まった塊になり、
視界にはずっといるものの、車の運転もいいよ。と、言われたので、
いつも通りの生活。
もずくと弱った蜘蛛はまだしばらくお付き合いになるかも。
数か月前からあちこち別のところもガタが来て、胃カメラだのホルター心電図だの。
もうちょっと元気な年代かと思ったら、いろいろ出始めて、あれま!という感じ。
ま、父のことも落ち着いたし、ほっとしたかな。
































