冬の東京都にいながらにして、驚くほど真っ青な海と白砂が見られるのもまた離島旅の魅力。
この神津島の美しく静寂な海に誘われるようにして、朝の目覚めと共に、民宿から目と鼻の先にある前浜海岸へお散歩に出かけました。
ところが、こんなに水質も透明度も抜群のビーチを独り占めできる機会はめったにない!と思い立って、上着を脱ぎ、靴も脱ぎ捨て、裸足になって白砂を踏みしめて、ビーチヨガをしました。
遠くに浮かぶ離島を眺めながら、爽やかに吹き付ける海風を肌で感じ、透き通った海で心のモヤモヤを浄化します。
神々が集いし島で、海や山々の大自然の息吹を感じ、呼吸と共にたくさんのエネルギーを吸収できました。
出航前の神津島での最後のランチ。
神津島港のすぐ横にある「よっちゃーれセンター」は、漁協が運営する海産物加工販売所で、1階では、定置網で獲れる新鮮な魚介類を材料にした加工品の販売、2階では、獲れたての海鮮料理を中心とした食堂です。
私は海鮮丼を、妹は海鮮カレーの定食を注文しました。
金目鯛のあら汁や天ぷら、小鉢も3種類ほどついて、たったの1,000円!
最後の最後まで、島の海の幸を堪能できて大満足でした。
よっちゃーれに寄っちゃーれ♡?
午後12時40分、お迎えの大型客船に乗船し、名残惜しくも神津島に別れを告げました。
国境どころか県境すら越えることなく、大自然が織り成す絶景に出会い、海の恵みを味わい、非日常を体感できることができました。
そういえば、私たちが宿泊した旅館で出会った一人の女性は、東京の生活に疲れて休暇を利用して、何もないこの島に思い切って一人旅にやって来たそうです。
都会の喧騒や日頃の忙しなさから離れて、ちょっとひと息つきたい時に、この神津島は絶好の場所かもしれません。そして、船旅を終えて東京に到着し、現実世界に戻った時に、また明日から頑張ろうと素直に思えることでしょう。
わずか1泊2日の旅でしたが、久々に姉妹でゆっくり過ごすことができて幸せでした。
今回、貴重な機会を与えて下さった東京都観光局さんに改めて、感謝の気持ちでいっぱいです。
この神津島旅のレポートをはじめ、伊豆諸島への旅の提案は、「tokyo reporter−島旅・山旅−」のサイト内で詳しく紹介される予定です。ぜひチェックしてみて下さい。