経営不振に陥った日本の旅館やリゾート施設の再生を手掛けている星野リゾートが、今度は熱海で江戸時代から続くあの有名老舗旅館「蓬莱」をリノベーションし、「界 熱海」として生まれ変わって再スタート！
—というのは、もう2年も前になりますが、おそらく旅行業界に激震を走らせた出来事の一つでしょう。
蓬莱は嘉永二年（1849年）創業で、数多くの政治家や実業家たちに愛され続けた、160年以上もの歴史ある名旅館です。
実は私自身も10年ほど前にこちらの旅館に家族で宿泊したことがあり、思い入れのあるお宿だったので、こういった形で再訪できるとは思いも寄らず嬉しかったです。
（蓬莱名物の女将さんにも再会できて感激！）
東京から新幹線でわずか４５分というアクセスの良さで人気の温泉地、熱海。
高級旅館が並ぶ伊豆山から、相模湾を一望できる高台に位置する閑静な温泉宿です。
フロントから露天風呂、各部屋に至るまでの長い階段が昔から特徴的でした。
長ーい階段の先には、古々比の瀧（こごいのゆ）と、走り湯の２種類の大浴場があり、時間帯で男湯・女湯が交代します。
古々比の瀧は、崖地のジャングルに聳え立つ露天風呂で、これもまた蓬莱の名物でした。
今回のリノベーションでは、有名建築家の隈研吾氏がデザインを手掛け、伝統の和を重んじながらモダンな要素を入れたスタイリッシュな空間に生まれ変わりました。
湯船に浸かりながら、果てしなく広がる相模湾を一望できる贅沢なひと時。
お風呂上がりには、青海テラスでひと休み。
ソフトドリンクの無料サービスもまた嬉しいおもてなし。
しっかり者の越馬千春ちゃんと、可愛くてほっとけない水野佐彩ちゃん。
久々の再会に終始ガールズトークで興奮さめやらぬ。
なにげにこのメンバーで旅行したのは初めてでしたが、まるで三姉妹のように自然体でいられる癒しの旅となりました。
さて続いては、気になるお食事とお部屋を紹介します。お楽しみに♡