#意外と知らないアメリカの祝日 シリーズ。

5月最終月曜日は、Memorial Day(メモリアルデー)=戦没将兵追悼記念日。
もともとは南北戦争における戦没者を追悼する日でしたが、今では戦争で亡くなった全ての先祖を弔う記念日として、全米各地で追悼行事が行われます。
(写真は一部他社サイトより転載させていただきました。)




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ハワイでは毎年この日の夕暮れ時に、アラモアナビーチパークからマジックアイランドにかけて「Lantern Floating Hawaii(ランタン・フローティング・ハワイ)」が開催されます。
いわゆる、灯籠流しです。
(タイにも毎年11月に開催される灯籠流しの有名な伝統行事がありますが、まさかハワイにもあったとは!)

戦争や病気で亡くなった、愛する家族や友人、全ての人々の感謝や敬意を乗せた灯籠を一斉に流すイベントです。





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せっかくハワイで暮らしているのだから、年に一度の記念すべきイベントを一目見ようと会場周辺へ足を運んでみたら、想像以上の大混雑に驚きました。
国民の祝日ともあって、毎年4万人近くが来場。

通常は余るほどあるアラモアナビーチパークとアラモアナセンターの駐車場も、この日ばかりはどこも満車で、それを探すのにも一苦労。
来年からは徒歩で行くことをオススメします。



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希望者には先着順で、灯籠に一人一人思い思いのメッセージを書いて流せます。


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川に流すのが一般的ですが、空に浮かんだ灯籠も。

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ステージ上では真如太鼓やフラショー、ハワイアンミュージックの演奏などのセレモニーが行われ、その場にいる観客たちの目を楽しませてくれます。(ただしステージ付近でないと見れません。)

この日、雲は厚めだったものの、西の空が青からオレンジ色に染まり、日が地平線に沈むに連れて、次第にあたりは暗くなって、波に打たれ揺られながら海に浮かぶ、無数の灯籠の灯火が輝く光景は幻想的で何より美しく、胸を打たれました。




今や、毎年恒例のハワイの一大行事となった、この灯籠流し。
国を越え、宗教を越え、世界中からこの地に集まった人々と共に、天国の先人たちを偲ぶ。ハワイ生活における、忘れられない思い出の一つとなりました。

ところで、年6回しかないアメリカの貴重なナショナルホリデーのうちの一つで、この三連休を家族と共に過ごして、この日を境に夏の始まりを感じるのがアメリカの定番スタイルだそう。
このメモリアルデーを終えたら、お楽しみのサマーセールのスタートです!!!