5月1日はMay Day(メーデー)直訳すると、5月の日。
国際的には労働者の日で、その歴史は100年以上に及ぶんだとか。
実はメーデー発祥国はアメリカで、1890年代にゼネラルストライキが発生し、社会主義に関係なく労働組合が世界中に波及し、労働者の権利を訴える日として今に続くそう。
日本ではゴールデンウィーク真っ只中にも関わらずなぜか5月1日は平日ですが、世界では祝日の国も少なくないです。(ちなみに去年のメーデーは香港・マカオにいました。)
ところが、ハワイではMay DayをLei Day(語呂が良いですね)と呼び、ハワイの伝統文化を称える日として、レイにちなんで花が咲き誇ろぶ季節を祝う習慣があります。
(ご存知、レイとは、首からかけるあの花飾りのことです。)
日頃の感謝の気持ちを込めてレイを贈り合ったり、普段よりも首からレイをさげている人が多い様子。
この日、ハワイ各地の学校や公園では、レイに纏わるイベントがたくさん開催されていました。
中でも、カピオラニ公園で毎年行われるLei Day Celebrationは、最も規模が大きく知られていて、なんと今年で86回目を迎える伝統行事なんだとか。
レイや花はもちろん、フードやクラフトの特設ショップも多数出店されていたり、ステージではフラショーやハワイアンバンドによるライブ、レイのコンテストが行われるなど、イベント盛りだくさん。
レイメーキングも体験できます。
ホノルル空港に到着した時、ホテルにチェックインした時、あるいはアクティビティに参加した時、なにげなく首に掛けられていたレイ。
ハワイのレイ文化が日常にしっかりと根付いて、度々私たちも触れることができますが、実はとても大切な意味が込められていたのですね。
ちなみに、ヨーロッパではメーデーは夏の訪れを祝う祭典。
ハワイもいよいよ日差しが強くなり、夏本番といった雰囲気!
個人的に、今月は日本からのゲストも多数予定していて、毎日が賑やかで充実しています。
皆様のお越しをお待ちしております♡