Century Court Marunouchi

「東京いい店ヤレる店」なんて挑発的な情報誌がありましたが、まさにそれに相応しい、
本当は教えたくない、東京を知る大人のための社交場。隠れ家的スポット。
に出会いました、ワタシ。

日中はビジネスマンたちと観光客が行き交い、夜はまるでゴーストタウンのように途端に静まり返る、東京・丸の内の地。

昭和9年より荘厳な佇まいを守り続ける、重要文化財にも認定されている明治生命館が、2008年に当時のままのブロンズドアが永い時を越えて再び開かれ、かつての社交場が新たに、会員制のクラブレストランと「センチュリーコート丸の内」して復活したのです。

地下１階にはバーやメインダイニング、ソーダファウンテン、スタンドサンドウィッチを備えたレストランが存在し、流行の先端を行く紳士淑女たちで賑わっていたそうです。

今も一部そのままに、イタリアン、和食、バー、鉄板焼き、カラオケやシュミレーションゴルフなどを備えたメンバーズルーム、ブライダルとしても使用されるパーティールームなど。

そして今回は、食通の間では東京でも指折り数えるひそかな名店とされている「二十四節季　朔（さく）」でいただきました。

私が訪れた9月の上旬、実りの秋は、夏から秋へと変わりゆく季節を、「白露」というコース料理で表現してくれました。

■蒸し蛸煮凍り

■本日の盛り

■和牛鞍下焼切り

■炙りもの

■石川芋ふかし

■淡路の玉葱飯

■水菓子

■お取り寄せ

食後は、施設内にあるBar Marbleへ移動して一杯。
ニューヨークアールデコをモチーフにデザインされたバーラウンジ。
モルトウイスキーやワインなど、カリスマバーテンダーに委ねればお好みの一杯に出会えるはず。
映画の１シーンに登場しそうな、レトロとスタイリッシュが共存する素敵な空間。
日本に帰ったらまた行きたい場所の一つ。

誕生日、クリスマス、記念日・・・誰かとスペシャルな一夜を過ごしたいなら、センチュリーコートで♡