End of Summer

８月３１日。
長ーい夏休みを終えようとする時の、切なさと物悲しさをこれほどまで感じているのは学生時代以来かもしれない。（今日が日曜だから余計にね）

夏は短い分だけ濃く、ギュッと詰まったたくさんの思い出を残して、あっという間に過ぎ去ってゆきます。

今年の夏は、仕事を含めて海外も国内も、時間の許す限りとにかく飛び回りました。
関東近郊でも花火大会、夏フェス、夏祭り、めいっぱい夏を満喫したつもり。

だけどそこは特別な空間ではなく、いつもの見慣れた街並みで過ごした夏の思い出ばかり。



記憶に新しい、先週末の麻布十番祭りでしょ。

成田空港から滑り込みセーフで行った神宮球場。
なんだかんだ毎年見に行っている神宮外苑花火で、思いがけず写真に映し出された♡型の花火にときめいてみたり。

夏の夜は、ルーフトップやオープンエアな空間で風を感じながら飲むのが気持ち良くて。
いつもより夜遊びに出かけたくなる。
元ラピュタガーデンがリニューアルオープンした「THIRTY SIX California Cuisine&Bar」が最近のヒット。

都内にある、テラスハウスみたいな隠れ家スタジオで、大人な男女とBBQしたり。

「何が食べたい？」「どこに行きたい？」と聞かれたらまず、テラスのあるレストランを選んでたかも。
「Union Square Tokyo」では、今ならミッドタウンガーデンのゴジラを眺めながら食事ができます。

表参道の定番テラスカフェは、「Anniversaire Omotesando」
都内にいながらにして、気分はパリジェンヌ。
ここでPC広げて仕事するのがかねてからの夢だったという、うちのボスと恋バナからの、ミーティング。

青山に移転した「CICADA」は、平日でも満席になるほど安定の人気。
都内にいながらにしてヨーロッパ気分。
シチリアには行けなかったけれど、この夏だけでもシカダには何度訪れたことか。

オシャレなレストランでもなく、話題のスポットでも何でもないけれど、目黒区のマンションの屋上で、とっておきのTOKYO VIEWを独り占めしながら、BBQとヨガした時ほど贅沢な時間はない。

ロケーションと、天気と、見たもの、触れたもの、話したもの、そして誰とどんなふうに過ごしたかで、思い出は形成されていくから。

2014年、夏の終わりに、いま何を思ふ。