これから挙式を考えている友人には、“軽井沢ウエディング”を積極的にススメていきたい。そう強く思ったこの旅。

実はこの旅行に来る前日、ちょうどスタイリストの友人が、ここ軽井沢ブレストンコート内にある軽井沢高原教会で華々しく式を挙げていたのです。

それ以外にも、私の周りではこの地で愛を誓い、今もなお幸せな家庭を築いている夫婦が何組かいます。


軽井沢ウエディングの魅力は4つ。(星野リゾートの提唱によると)
①明治時代からキリスト教文化を育む街。
②軽井沢の圧倒的な自然と非日常のロケーション
③地元の食材を生かした美食のおもてなし
④ゲストへのリゾートステイのプレゼント







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中でも、「石の教会」と呼ばれる内山鑑三記念堂なら、全ての参列者の心に残る式が挙げられること間違いナシ。

明治期のキリスト教者、内村鑑三氏の「無教会思想」をもとに、オーガニック建築の第一人者であるケンドリック・ケロックが設計し、自然の中に祈りの場を見出した、「非建築」という新しいスタイルの教会。

建築することでそこにあった自然を排除するのではなく、空気も、水の流れも、植物も、山の斜面も、そこにある全てのものをそのまま受け入れ、壊さないようにそっと包み込むという。

石とガラスのアーチが交互に重なり合うようなフォルムは、まるで自然の一部のような佇まい。
一見洞窟のような、博物館のような、何とか城のような?本当にこれが教会なの?と疑ってしまうほど、斬新すぎるデザイン。




(残念ながら館内での撮影は禁止されているので、Webサイトから転載しました)

礼拝堂に一歩足を踏み入れてみて、さらに驚きました。
これまで身内や友人の結婚式に参列し、いくつかの教会を見てきましたが、こんなスタイルは初めて。
石でできた壁、木の椅子、植物の装飾、ガラス窓の向こうから差し込む光。
それらが静かに呼吸しているのを体感できるような、そんな不思議な感覚に。
静寂さと神秘的な空気が漂い、心地よい緊張感が走ると同時に、強いパワーのようなものを感じました。


通常バージンロードは客席の真ん中にありますが、石の教会では生まれた時から今に至るまでの成長してゆく過程を表現して、あえて左側の石の回廊を歩くそう。

そこで目を閉じると、日常から離れて気持ちが浄化されていくよう。
自然に帰って、素の自分に戻ることで、純粋無垢な心で、永遠を誓う。

1000年前から今も変わらず軽井沢の森を育んできた、流れる水と、降り注ぐ光のように、永遠に変わらぬ愛を約束できる、そんな意味合いが込められているような気がします。




さらに、私の憧れの、プライベートガーデンパーティーも、ここ軽井沢なら叶えられるはず!
ここに来て、ハワイウエディングから軽井沢ウエディングに転向か?