あかの他人と裸で顔を合わせて、体を洗ったり、浴槽に使ったり。

さすがに海外から来たゲストもビックリの、

“銭湯”とか“公衆浴場”という文化は、

日本独自のものかと思いきや、



実はトルコにもあった!!!








Hamam(ハマム)と呼ばれるトルコ式銭湯は、

アラビア語でحمّام‎, hammām

中東全域に広く見られる伝統的な“公衆浴場”を意味する。


13世紀頃から長い歴史を持ち、

ローマ人の浴場文化を受け継ぎ、

常に心と共に身体を清潔に保つことを重んじ、

特に礼拝の前には身を清めるよう勧める、

イスラムの教えに浴場の目的が合致するため、

急速に一般普及したと言われているそう。




現代のトルコでは、観光施設として、

外国人観光客の関心を集めており、

イスタンブールなどの歴史的観光都市では、

いくつかのハマムが観光客向けに営業しているのだ。








一般的なハマムの基本構造は、

入口に番台があり、内部に脱衣所と浴室がある。

大理石をふんだんに使った石造りのドーム型部屋の真ん中に、

大きな円形か八角形のへそ台があるだけ。



浴槽はなく蒸し風呂といった感じ。

日本で言う、サウナや岩盤浴のイメージに近い。





(画像は関連サイトから転用させていただきました)



このヘソ台に寝転んで、体を温めながら、

ケセジさん(と呼ばれるマッサージをしてくれる人)が

アカスリやマッサージをしてくれるオプショナルメニューもある。



たっぷりの泡でマッサージされた後は、

ザバーっとお湯をかけられて終了。







そんな情報を予習段階で入手していたので、

トルコに来たからにはぜひ一度受けてみようと

宿泊先のホテルに備え付けられたハマムを体験することに!




が、しかし・・・



スタッフに渡されたチェックの布一枚を体に巻いて、

スチームサウナと化したお部屋に入ってみると、

同じく布一枚を腰に巻いた男性客が

仁王立ちしているではないか!!








「キャー!すいません!間違えました!!」

と思わず叫んでしまったものの、

決して部屋を間違ったわけではなく、

ここのハマム、実は男女混浴で、

この形態は珍しくはないそう。




でも布一枚・・・

水着だって隠している部位は大して変わらないけど、

習慣がなかったり、心の準備ができていないと、

こうも抵抗があるものなのね。

複雑な思いでハマムを体験しましたとさ。









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ちょっと煮え切らない気持ちのまま、

これを消化すべく、

帰国後真っ先に恵比寿の『R.pii-suer』へ。


ハマムの代わりに、ローズクオーツミスト浴を体験。







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40~50℃の低温サウナで、

身体を温めるだけでなく、

ミストで全身しっとり潤うので、

お肌はスベスベに、髪はサラサラになる。





スチーム具合とか、効果効能としては、

ハマムを受けるのとさほど変わらないでしょ。

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もちろん布一枚ってことはなく、

ちゃんと着衣も用意してくれているので安心。

女性限定。





足裏マッサージもタイ古式マッサージもカッピングも、

一気に体験できちゃう。



台湾、タイ、韓国発の全ての美容法が融合した、

ワールドワイドなサロン。













次回トルコ旅行ではぜひ、

ハマムにリベンジ!