「参拝後3ヶ月以内に彼氏ができた!」
という相方の実話をもとに、
お礼参りを兼ねて、
史上最強の縁結びの神様、月下老人がいるという、
噂のパワースポットへ行くことに!!
今回訪れた「台北霞海城隍廟」は、
カラスミなどの乾物が安く手に入ることで知られている迪化街にあり、
台湾では1月23日から旧正月のため、
日本の年末の慌ただしさ同様、
市場はいっそう賑わっていた。
臭豆腐の強烈な臭ささえ我慢できれば。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20120120/12/yuko-watanabe/d3/af/j/o0640048011744874480.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20120120/12/yuko-watanabe/90/ce/j/o0640048011744880863.jpg?caw=800)
白く長いひげに赤い頬で始終微笑んでいる、
高さわずか43cmの月下老人が奉納されたそう。
右手には杖、
左手には誰と誰が結婚するか書いてある婚姻簿を持つ、
縁結びの神様は、
未婚の男女に赤い糸を授け、良き伴侶が得られるよう手助けしている。
2010年には、
良縁に恵まれたカップル6566組がお礼参りに訪れたそう!
既婚者には、夫婦・家庭円満、人間関係良好というご利益があるという。
早速、独身の日本人女子2人が参拝。
まず右側の入り口へ行き、
そこで参拝に必要な金紙と線香3本のセットを購入してから、
再度中央のレジでお供えセットを購入。
そして、金紙とお供えセットを月下老人の前にお供えしたら準備完了!
城隍爺は「無事息災」「金運上昇」の神様で、この廟の主。
たくさんの神様が並んでいる一番奥の中央に座っている。
その前には「縁結び」の神様で有名な月下老人がいらっしゃる。
月下老人にお願いするときは、
お決まりの自分の名前、生年月日、住所など自己紹介をした後、
好きな人の名前と、その人とどうなりたいかを伝えてお願いをする。
もし、好きな人がいない場合は、好きなタイプを伝える。
一字一句間違えないように、ゆっくり落ち着いて。
地元台湾の迷える子羊たちに紛れて、
私達のような日本人観光客には、
日本語の話せるスタッフさんが丁寧に説明してくれるから安心。
菩薩の横に置かれているのが城隍夫人といわれる、
城隍爺の奥様でご利益は「夫婦円満」「家庭円満」。
女性神の夫人の前には化粧品や鏡などがたくさんお供えされている。
ここでお願いをして結婚ができた人は、
城隍夫人の靴(昔のてん足)を買うことができるとか。
旦那様や彼氏の素行が悪い場合、
たとえば酒癖が悪い、女癖が悪い、ギャンブル中毒、
そういうときは、この城隍夫人にお願いすべし。
5人の神様にお願いをし終わったら、
外に戻り、天公炉へ線香を立てる。
そして、廟の中央に置いてある喜餅「花嫁クッキー」と
廟の特製平安茶を食べるよう勧められる。
この怪しげな、「花嫁クッキー」は、
実際この廟でお願いをし、
結婚できた花嫁さんがお礼にとお供えしたものだそう。
平安茶も最初に買ったお供えセットに入っている喜糖(砂糖)と、
お供えされているナツメとクコと言われる果物を使って作っているそう。
花嫁さんの幸せをお裾分けしてもらえるというわけ。
この花嫁クッキーを参拝後その場ですぐに食べると、
「更に願いが叶いやすい」と言われ、
お腹も空いてないのに慌てて頬張る私達。
そして最後に、
この月下老人のピンクのお守りを持って、
天公炉で〆のお願い事。
結び目に♡型のストーンがついているのが可愛いくて、
なんだか効き目がありそう。
日本の独身貴族のためにお土産に買って帰ろうとしたら、
本人でないと効果がないと言われて断念。
台湾を訪れた際はぜひここの月下老人様へ!!
さあ、2012年、
果たして恋の神様は、私達の味方をしてくれるかいかに!?
「台北霞海城隍廟」
※調べていたら参拝方法が詳しく記載されているサイトを発見したので、引用します。
参拝方法のおさらい
1. 「金紙」と線香3本を購入。50元
2. お供えセット(鉛錢、紅絲線、喜糖)を購入。260元
*初めて参拝をする人のみ
3. 線香に火をつける。(3本とも)
4. 天公炉の前に立ち、名前・年齢・住所・目的を天公(天の神様)に伝える。
(3回お辞儀)
5. 城隍爺(無事息災・金運上昇)と月下老人(縁結び)に、好きな人の名前、その人とどうなりたいかを明確に伝え、お願いする。
6. 菩薩(智慧を授かる・心の平和)に参拝。
7. 城隍夫人(夫婦円満・家庭円満)に参拝。
8. 義勇公(悪を近づけない・旅の安全)に参拝。
9. 天公炉に線香を立てる。
10. 「喜餅」(花嫁のクッキー)と「平安茶」をいただきます。
11. 天公炉で「鉛錢」「紅絲線」が入ったお守りを時計回りに3回す。(3回お辞儀)
12. 「金紙」を燃やす用の箱に入れる。