この旅だけで、いったい何人の神様にお願い事をしただろう。






数々の古跡や歴史的建造物が残された台湾で、

つい先日深大寺へ初詣に行ったばかりにも関わらず、

ここでもまたお宮参りへ。
























新竹城参拝後、


ここ、北埔慈天宮では、

主祀は観音様で、民衆を救済し、

あらゆる願いに応じてくれるとして、

広く信仰されているそう。









観音像の左右に祀られているのは、

客家人から信仰されている、

三山国王と三官大帝。



人間に福を授け、人間の罪を赦し、

人間の厄を解いてくれるという。






















お線香一つ立てる時も、

生年月日、名前、年齢、住所、願い事を

心の中か、あるいは小声で唱えて、

何度も神様におうかがいを立てるのが台湾流。




中には跪いて唱える人も。
















千尋さん、いたって真剣です。








続いて、子授けや安産で有名な註生娘娘の神様のもとへ。


註生とは、産まれるかどうかを決定するという意味だそう。













杯筴という一対の碑を持ち、

二枚貝を合わせるようにして、

胸の前で手を合わせる。



この時もまた、生年月日、名前、住所と、

質問内容を唱える。







さて、特に出産の予定もないが、

せっかく来たので神様にお尋ねしてみよう。




「近い将来、私は子供に恵まれますか?」






答えは・・・




「不明」

(2枚とも裏を向いた場合は、不明)



※1-1で伝えた年齢などの情報が間違っていたり、
神様に声が届いていなかった場合なのではじめからやり直し。






ガーーーーン。







気をとりなおして、


「じゃあ、5年以内ですか?」







「NO」




(石の面が2枚とも表を向いた場合は、NO)




ちーーーん。





「じゃ、じゃ、じゃあ、子供はまだですよね?」








「Yes」



(石の面が表裏なら、Yes)





OH,MY GOD!!!!

この神様、なんて素直なのかしら!!!










というわけで、



深刻な悩み事や真剣なお願い事なくして、

冷やかしでおみくじを引いてはいけません。