どうも、
なんちゃっておすぎです。
実際のところ、映画コメンテーターであるおすぎさんは、
一日3作もの映画を観ることもあるとどこかで言ってた気がしますが。
さすがに一般人の分際で、そこまではないにしても、
とにかく昔から映画が好き。
映画は感性を磨き、
教養を身につけ、
感受性を豊かにしてくれるから、
私の生活の中ではやっぱりなくてはならない存在。
近年では、映画を理由にして、
「泣きたい」願望が強くなってきたのは歳をとった証拠か?
そんな要望に100%応えてくれたのが、
『僕と妻の1778の物語
』
そのタイトルや予告編だけ見ても内容は想像できるし、
ありがちな闘病感動ストーリーなのだが、
やっぱり泣けた。
草なぎ剛さん演じる、SF作家朔太郎の、
ちょっと浮世離れした純粋さを持ったキャラクターを、
節子役の竹内結子さんの巧みな演技が引き立てる。
劇中は、突然宇宙人が登場したり、
ロボットと会話したりと、ややリアリティーには欠けるものの、
従来では、重い内容の話をいかに重苦しく表現して、
観客の涙を誘うかが主流に思えたけど、
それとは真逆にあるバカバカしいしいほどの稚拙さや軽さを
あえて織り交ぜていることで、
重さでも軽さでもない、
やわらかい感動を与えてくれる、
新たな作品になっているといえるのでは?
そしてこの作品を通して、
永遠の愛は、
何より二人が「素直」であることから生まれるんだ
って教わった気がする。
「素直になる」
それは簡単そうで、
大人になればなるほど、
実はすごく難しかったりする。
また恋がしたくなった。