さよなら、恵比寿ガーデンシネマ

どこからともなく流れてきたtwitter上のつぶやきにより発覚した、

“恵比寿ガーデンシネマの休館”の知らせ。

17年間続いた歴史ある映画館が、

本日1月28日（金）をもって幕を閉じるという。

私にとっては、

過去４回のデートの思い出を与えてくれたこの場所。

映画ファンとして、その最期を見届けたいと思い、

先日、仕事の合間をぬって足を運んだ。

流行りのシネコンと比べると、

一日２～３作品ほどしか上映しない、

知る人ぞ知るミニシアターだが、

実は、なかなかの厳選された名作が用意されていたりするから、

個人的に好きな劇場の一つだった。

1994年のオープンから数えて、

のべ240作品が上映されたという。

そして、最後に、

ここ恵比寿ガーデンシネマで私が鑑賞した作品は、

大好きなウディ・アレンの４０作目となる

『人生万歳！ 』

現74歳のアレンのまるで分身のような、

中年男の主人公が、

突然現れた家出少女と恋に落ちるという痛快ラブコメディ。

ありえそうでありえない設定と、

アレン独特の台詞の言い回しなどにすっかり魅了され、

あれほど観客席から笑いが起こる映画も珍しいのでは？

これぞハッピーエンドにふさわしい！

ほかにも彼の作品では、

「それでも恋するバルセロナ」や「マッチ・ポイント」が好き。

今日、もし時間が許すのなら、

ぜひ足を運んで、観おさめしていただきたい。

（ベストセレクションは特別料金1000円均一で観れます）

恵比寿ガーデンシネマ、

たくさんの素敵な思い出をありがとう。

そして、さようなら。

http://www.kadokawa-gardencinema.jp/yebisu/