昨日5月4日、おかげさまでDuo Espoir Recital 2016を終えることができました
結成15周年を記念する公演だったこともあってか、本当にたくさんのお客様が連休中にも関わらず足をお運びくださり、感謝感激雨あられでした
チラシとプログラムは、相方ピアニスト大野さんのデザイン。
いやー15年かー
コンサート中のMCでも少し触れましたが、15年間ずーーっと仲良くやってきた訳ではありません
青春ならではの諸事情により1年くらい音信不通の時期もありました
でも、そんなことも笑い話になり、自然とまた一緒に演奏するようになり、そのうちお互い結婚もし、生徒を教えるようにもなり、人間的にも青春から脱皮し、今では、唯一無二の永遠のパートナーになりました
神様からのプレゼントですね
こちらはゲネプロの様子。
「さわやかだね~!」と選んだシベリウスのソナチネが、実はヴァイオリンがめちゃくちゃ弾きにくくて、アンサンブルもパズルのようで大誤算でしたが(聴いている分にはそんな事は全く分からないというシベリウスの罠)、終演後にお客様から「コンサートの一曲目に簡単な曲を持ってくるなんて、プログラミングに慣れてますね」という言葉をいただき、「よっしゃー」と2人でニヤリ
本当は難しい曲を、簡単そうに弾いて簡単そうに聴かせる。
これができてわたしゃ幸せです
こちらもゲネプロ中。
プロコフィエフ:ヴァイオリンソナタNo.2より第2楽章(一部分)の動画です
この楽章も、弾けるようになる日が来るのかいささか不安な日々でしたが、意外とこういうのが得意な事に気付いたり
譜めくりで楽譜が客席に吹っ飛ぶ……なんていう夢も見ましたが、現実にならなくてホッ
実り多いリサイタルでした
みんなでお祝い
私が長年こだわって研究してきた「音色」を、今回のリサイタルでたくさんの方に評価していただけた事が、本当に嬉しいです
そして、今回プログラムに取り上げたシベリウス・ベートーヴェン・グラズノフ・プロコフィエフ、すべての曲それぞれに「この曲が気に入ったよ!」「この曲が特に良かった!」と感想をいただけた事が、私たちDuo Espoirにとって、何よりのご褒美です
これからもDuo Espoirは長い歴史を積み重ねていきます。
末長く応援、よろしくお願いいたします!!