今日の午後のプライベートのお客様は
70代のシニアの方です。
いつもにこやかで私が癒されてしまします。
プライベートレッスンはその方に合った内容で
メニューはオーダーメイドです。
今日のお客様の要望は、近ごろ衰えを感じている
脚の筋力をアップしていきたいというものです。
レッスンのはじめのウォーミングアップで
足首や足指を動かして行きます。
手で動かすのではなく、自力で。
レッスンの最初に行うのは、ヨガは足の裏の感覚が
とても大切だから、足は普段靴に覆われて
過ごしているので硬くなっています。
レッスン前に動かしてほぐすとレッスン中
足裏を意識しやすいのです。
足裏を意識できるようになると、ポーズも
安定してきます。
今日は久しぶりのレッスンだったので、
ちょっと長めに動かしました。
以前、生まれたての赤ちゃんの足裏を
人差し指で縦に１を書くように刺激すると
きれいにグーのように拳を握ると聞いたことがあります。
歩くころにはすっかり消えるらしいですが・・・
足裏は、直接地面に接している部分
1日中靴の中で窮屈な思いをしていますが
本来は握ったり開いたりできるんですよね。
足裏の筋肉はふくらはぎや脛の筋肉に繋がっていて
それらはその上の腿の筋肉に繋がっています。
その力を少しずつ取り戻していくと、立つ、歩くなど
日常生活の中での動作でもちゃんと筋肉を使って
いけるようになります。
今まであまり運動して来なかったシニアの方にとっては、
とても大事なことだなと改めて感じました。
私でさえ、足指がしっかり使えるようになってから
立位のポーズは安定感が増しましたから！
この記事を書きながら、この詩を思い出しました。
尊い（たっとい）のは頭ではなく 手でなく足の裏である
一生人に知られず 一生きたない処と接し 黙々として その務めを果たしてゆく
足の裏が教えるもの
しんみんよ 足の裏的な仕事をし 足の裏的な人間になれ
頭から光が出る まだまだだめ 額から光が出る まだまだいかん
足の裏から光がでる そのような方こそ 本当に偉い人である
坂村真民『尊いのは足の裏である』
本当に足裏大事です。
1日1回は足指を動かして、足裏をもみほぐしましょう！
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アーサナスタジオ田無
西東京・田無・プライベートヨガ・グループヨガ・顔ヨガ
ヨガインストラクター 鈴木 祐子
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