ブラジル版ミュージカル「エビータ」を観に行ってきました。
以前、マドンナがエビータ役をやっていた映画、観たことありますか?
私はこの中の「Don't cry for me,Argentina」という曲が大好きです。
今回はこの曲も見事にポルトガル語バージョンでしたが、やっぱり綺麗な曲。うっとりしてきました。
そして、エビータ(エヴァ・ペロン)役の貫禄がすごかった。さすが南米。

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このミュージカル、貧しい私生児として産まれたエヴァ・ペロンが、その美貌を武器に、アルゼンチン大統領夫人に登りつめ、33歳の若さで亡くなるまでの人生を描いています。
国民に絶大な人気があった人みたいです。なぜなら当時貧富の差が激しい中、貧困層にお金をばらまいたから。
今では考えられないけど、20世紀の初めはアルゼンチンは世界で最も豊かな国に数えられていたのですね。金の保有量も当時は世界2位と、資金源に恵まれていたそうです。
彼女が社会的に貢献したのは事実ですが、自らの贅沢は甚だしく、しかも批判意見を取り締まっていたというから、恐い人です。

要所要所でチェ・ゲバラがそんなエビータにつっこみを入れています。
彼は同じアルゼンチン産まれというだけでエビータとは特に関係はないはずですが、ナビゲーター役として頻繁に登場してきます。準主役!
若干くどかった、笑。これがブラジル流の演出なのかしら?

音楽が本当によかった。
言葉が分からなくても楽しめるから、ブラジルではミュージカルが有難いのですニコニコ