この間の観光で、一番心に衝撃を受けたのは、ブラジル日本移民史料館です。
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今、自分がここサンパウロで生活するのに恵まれた環境にいるのは、移民の皆さんの苦闘のおかげなんですね。

笠戸丸がブラジルに来てからの移民の歴史が紹介されていましたが、それからの生き残りをかけた生活といったら、本当に過酷。
まず、食べていた生き物の剥製を見て驚きました!
毒蛇、アルマジロ、カピバラ、ワニ・・・とにかく、生きるためにはどんなタンパク質も貴重だったと。
巨大なへび、アナコンダだって当然いる環境での生活です。想像を絶する世界です。なんて恐ろしい。

そんな生活を強いられても、遠く離れた日本の家族にお金を送るために頑張っていった皆さん。
ひどい荒れ地を開いて、そして、どんどん農業で成功していった。
そのうち農業だけでなく、様々な分野で成功したのは日本人の勤勉さ、誠実さがあってこそだといいます。

日本人は「土の魔術師」と言われていたんですって。
どんな荒れ地も畑に変えてしまったようです。
この甘くておいしいデコポンを今、サンパウロで食べられるのも、
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パプリカなんかも、品種改良して大きく育つようにしてくれたのも、
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今、日本人がこの国で好意的に受け入れてもらえるのも・・・

移民の方のおかげなのです!!!
ありがとうございます!!

今、こっちで多少の不便さにぐじぐじ文句を言っているのが恥ずかしいわあガーン