日曜日の吹奏楽の本番
この記事の続きを書きます
いよいよ次は
私達の出番です
前の団体が
袖からステージに移動したら
私達は袖に全ての楽器を運び入れ
管楽器の方達と合流して
スタンバイです
コソッと搬入の打ち合わせをして
待機していると
さすがに緊張が…
でも 演奏よりも
動きやすいように
ちゃんとセッティングができるか心配
前の団体の
迫力ある演奏を聴きながら
ちょっとでも落ち着けるように
自分の動きをイメトレしました
前の団体が終わり
いよいよ出番
ビブラフォンを運び入れ
ドラムの位置が決まるのを待って
鍵盤楽器を順番に並べます
ビブラフォンのモーターを回すために
コードを繋がないと
コンセントが見付からず
スタッフさんに聞いたら
『ここまでコードを引いてあるので
ご自分で準備してください!』
と
ステージの隅にあったコードを
教えてくれました
周りが全然見えてない
時間で照明が上がってしまうので
まだ楽譜やマレットが
準備できていなかったけど
ステージが明るくなりました
なんとか準備して後ろを振り向くと
シンバル 遠っっっ
とてもじゃないけど間に合わない
そんな私の心の声は届かず
1曲目 演奏開始
1曲目は移動はないので
曲に集中!
でもシンバルが……
会場の響きは
思ったより残響があり
他の奏者の音が やや聞き取りずらいかも
でも
皆さんはいつも通り 素敵な演奏
私の細かいミスはあったけど
全体として大きな事故はなく
いい感じでした
2曲目
楽譜を入れ換えてマレットも確認!
シンバルは
もう一人使う方が
少し前に出してくれていました
それでも間に合うか分からないけど
自分にカツを入れて演奏スタート
この曲
グロッケン でキラキラ演奏した後
マリンバ でリズムを刻み
ビブラフォン で突然のフォルテ
マリンバ で再びリズム
シロフォン でひたすら速い動き
グロッケン でキラキラ
シンバル ジャーンジャーン
………静かに切ない グロッケン
みたいな
1曲の中で
恐ろしくキャラ変しないといけなくて
使う楽器が変われば
マレットも変わるし
いい音の鳴らし方も違う…
吹奏楽の打楽器って
本当に鬼です
若い頃は
こんなにいろいろ考えなかったのかな…
今は
シンバル1発叩くと
息が切れる
その直後の
しびれるようなグロッケンのために
キャラを切り替えて
息の乱れを整えるのが
とっても大変
移動する時も
マレットやシンバルを
落とさないように
ちゃんと置いたのを見届けてから
お休みの拍をカウントしながら
素早く移動
次のキャラを思い出しつつ
周りの楽器の音を聴いて
タイミングを合わせて演奏
シンバルの位置が
朝の練習と大分違っていたので
シンバルが書いてある
グロッケンの楽譜が遠くて見えない
変な所で叩けないので
1発は諦めましたごめんなさい
お休みの間に
念のためマリンバの所に仕込んでおいた
予備の楽譜をめくって
続きは無事に演奏できました
最後の
グロッケンシンバルシロフォン
の移動を間に合わせて
なんとかやりきりました
3曲目 宝島
これは
とにかく楽しみたい
とっても緊張していた
ドラム奏者を応援したくて
楽譜にはないシェイカーも
いっぱい振りました
ソロも
皆さんとっても素敵
楽しかったぁ
演奏後
指揮者の方も奏者も
みなさん いい顔でした
個人的にはいろいろあったので
反省も沢山ですが
お客さんの拍手
講評の温かいお言葉
みなさんの笑顔
やっぱり
皆で一つの音楽を作り
沢山の方に届けられることは
とても素晴らしい経験だなぁと
改めて思いました
一緒に演奏させていただき
本当にありがとうございました
打楽器アンサンブルの
これからの音楽作りにも
活かして行きます