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3月3日 ひなまつり。桃の節句。
季節等の節目となり邪気が宿るとされる節句。
邪気をはらい、女児の健やかな成長を願う日。
平安時代は紙でつくった人形を川に流し(流しひな)、厄除けを行っていた(けがれを流すの意)。
貴族の女児は、人形に家財道具一式そろった玩具で遊んでいた。
江戸時代に入って、平安時代の貴族の女児が遊んでいたような玩具がつくられるようになり、それがひな人形となって徐々に広まり、桃の節句に飾られるようになった。
桃の節句。
らんまんの目に飛び込むや薄紅の
等しきならず異なりし樣
薄紅のしめやかなりし桃の花
あつし血潮を知る由もがな
薄紅の命みじかし桃の花
吐息の色が化さぬまに
満開の桃の花を目にしたならば、心にはかわいらしいなどの言葉が浮かぶでしょうが、桃の花をよく見ると一花一花が異なるように私の気持ちも複雜なのです。
その複雜な心の声の一つ。
何事もなかったかのようにおとなしくしておりますが、心の中には熱い情熱があふれております。
今はかわいらしく咲いている桃の花もとき待たずして散りゆくように、私の吐息の色が変わらないうちにどうか心の中の情熱に気づいてください。
お花屋さんにも桃の花が並び、その薄紅のかわいらしい姿に春めきを感じます。
季節の移ろいは人々の心に感嘆や喜び、彩りを添えます。
が、こと恋愛に関しては季節の移ろい....時の長さがじれったくもあり、とまどうこともあり。
咲かせて 咲かせて 桃色吐息
あなたに抱かれてこぼれる花になる
時としては桃色吐息...咲きこぼれぬままなのかと、桃色吐息が出てしまうこともあります。
金色 銀色 桃色吐息
きれいと言われる時は短すぎて
愛の国を見たことがない、異国の響き.....なんとも言えない待ちぼうけをくらっているかのような気持ち....しかし、その時の長さがあるからこそきらびやかな夢をみることができるのです。
愛が遠くへいかないように
そっとジュモンをかける
お相手に迷惑にならないように、自分らしくない行動もしてしまうのです。
それはそれで素晴らしいことだと思うのです。
歌の意味とは違う吐息ですが、桃色吐息自体が素晴らしいことだと思うのです。
自分のことのみならばらしくない行動はしません。桃色吐息もないでしょう。
お相手の存在があるからこそ、迷惑を考慮しながら自分自身を顧みずにらしくない行動をし、お相手はその行動についてはご存知ないかもしれません。
お相手について想い考え悩むから桃色吐息もありなのです。
お相手に対して愛しさがつのり、愛が深まるのです。
お相手の存在があってのことなのです。
これがお相手に対する愛なのだと思うのです。
自分自身が得することだけを考えていない無償の愛。
見せかけの表面だけの自分勝手な愛、見せかけだけのPR的な愛ではないのです。
対お相手なのです。
とても尊いことなのだと思うのです。