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9月9日 食べものを大切にする日。
9月9日は健康長寿の祝い重陽の節句。
食べものを捨てずに食べきることが健康につながると食べものを大切にする日。
Billy Joel "Seanes from an Itarian Restaurant〜イタリアンレストランにて"
1977年リリースのアルバムStrangerに収録されています。
♪白ワインのボトル
赤ワインのボトル
それともロゼがいいかな
昔なじみのあの店で
窓際の席に座ろう
君と僕向かい合って
赤ワインか白ワイン
君が決めていいよ
時間は君に合わせる
あのイタリアンレストランで
会おう
僕は何もかも調子いい。仕事はうまくいっていていいオフィスも持って、再婚して新しい生活もうまくいってる。
君はやせたみたいだね。
....卒業のダンスパーティーで僕たちはキング&クィーンに選ばれたね。オープンカーに乗り音楽聴いて、あんなにカッコいい2人はいないって人気者だった。
みんなの反対をおしきって結婚。
最初は仲良かったけどけんかばかりするようになって離婚。
かつてチヤホヤしてくれていた仲間もかまってくれなくなった
いいこと悪いこと全て経験した
あの頃の思い出のかけらを
拾い集めるしかできなかった
離婚して各々の人生を歩みだした2人が再会。かつて2人で行ったなじみのあのイタリアンレストランで。
なぜ再会することになったのかはわからないけれど、男性が順風満帆な話をしていることから、女性が会いたくてコンタクトをとったと推測される。
女性は人生に行き詰まりを感じているのか、男性とよりを戻したかったのか、何か心残りがあってあやまりたかったのか....
赤ワインか白ワイン
君が決めていいよ
かつての男性は、女性に好きな方を選ばせたりしなかったのかもしれない。
時間は君に合わせる
かつての男性は女性に合わせたりはしなかったのかもしれない。
女性に好きな方のワインを選ばせて時間も女性に合わせてと、かつてとは変わった男性に女性はとまどう。再婚して順風満帆な男性に肩透かしをくらったような気持ちを味わう。
ワインと共にオーダーした料理がテーブルに並ぶ。
かつて2人がよく食べたメニューがテーブルに並ぶ。
思い出話をしながら男性は料理を口に運び、女性は味もよくわからない。なかなか手も口も動かない。
食べものは大切に。残さずに食べましょう。
男性も、自分と同じように自分を恋しがっているだろう...女性が勝手に想像していた男性像は無惨にも崩れた。
残してはいけないとわかっているけれど、女性は食べものがのどを通る状態ではない。
男性とは現在進行形のつもりでいた女性と、女性とのことは過去形にしてしまった男性。2人の人生のレールはもう交わることはなく、平行に走ることはないことに女性ははっきりと気づく。
各々が各々の違う人生を歩いていることに。
私が一緒に食事をする相手は、もうかつて夫婦だったこの人ではない。
胸のうちを冷たい手でギュッとつかまれたような感覚を覚える女性。
あの頃の思い出のかけらを拾い集めるしかできなかった
これから先は、2人が各々の人生で出会った人と食事を楽しむ。食べものを大切にする。
白ワインのボトル
赤ワインのボトル
それともロゼがいいかな
2人の別れと各々の人生に乾杯。



