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4月28日 象の日。
1729年4月28日、献上品としての象がベトナムから長崎港に到着する。
1ヶ月かけて江戸まで歩き、徳川吉宗が象を鑑賞。
その後象が過ごす広いスペースの確保の困難さ、飼育にかかる費用などがかさみ、浜離宮で育てられることになる。
(異国に連れてこられて、1ヶ月も歩かされて、見世物になった挙句にもてあまされて、象は迷惑この上なかったに違いない。しかも江戸時代に象はいったい何を食べていたんだ?)
🐘🐘🐘🐘🐘
象は象でも....
Tinariwen "Tenere Taggal"
2017年リリースのアルバムELWANに収録。
Tinariwenはアフリカ·マリ共和国のサハラ砂漠に住むトゥアレグ族のロックバンド。
マリの内戦で反政府派について、北アフリカを転々としながら演奏を続けてきた。
マリの政情が不安定な中、難を逃れながら曲作りをし、演奏してきた。
トゥアレグ族の伝統音楽とアルジェリアの音楽に、プレスリーやレッド・ツェッペリン、ジミー・ヘンドリックスに影響された要素をミックスし、タマシュク語で歌う。
'70年代末からプロテスト・ソングを演奏し、無料で配布したカセットテープがフランスで注目されて、レコーディングを行い、フェス等に出演するようになる。
Tinariwenは何もない空間の意。
"Tenere Taggal"が収録されているアルバムのタイトルELWANは象の意。
"Tenere Taggal"はテネレの成れの果ての意で、先祖代々の伝統や生活、民族の絆、自然などを踏みにじる獣=象とし、民兵や軍事ゲリラ、多国籍軍、傭兵部隊などを象にたとえて怒りを歌っている。
象は古代アフリカでは神聖な象徴とされて崇拝されてきた。
しかしTinariwenは神聖な象徴である象を、あえて怒りの対象にしているところにも深い意味がありそうなのだが、なにせタマシュク語なので歌詞の意味がトゥアレグ族等以外は意味不明なのが残念。
信じていたもの、まさか攻撃をしかけてくるとは思わなかったものに裏切られた、煮え湯を飲まされたような気持ちを、湯が煮えたぎるように湧き上がってくる怒りを表現したくて、あえて神聖の象徴象を怒りの対象としたのかもしれない。
MVでも、砂漠が破壊されてラクダの行き場がなくなりつつある様子を、破壊するもの=車を使って表現しているようです。
"Tenere Taggal"の歌詞の中の象が、MVでは車で表現されているのね。
このMV、色使いにラクダの動きに心ひかれる。
この独特な異国情緒漂う音楽に、まるでまるで耳にしたことがない、不思議なタマシュク語でわけがわからないからいろいろ想像できて趣深いのかもしれない。
が、MVを見ながら"Tenere Taggal"を聴くと、ラクダよりも自動車の方が早くて楽って言いたいの?と、Tinariwenの意思とは逆のことを考えてしまいそう。
しかし、1ヶ月も歩かされたり、伝統や自然を破壊する憎む対象にされたり、ゾウがなんだか気の毒だゾウ。



