11月11日 サムライの日。
十と一で士になるのでサムライの日。
1973年リリース。
アメリカ·カリフォルニア出身のロックバンド
Doobie Brothers "China Grove"
ウエストコーストロック代表バンドなんだそうですが、確かにアメリカンな感じします。
とにかくノリがいい。
ギターリフさえもアメリカンな感じ。
♪サンアントニオから少し下った小さな町の話
その町の人々は変わっていて、みんな出身地を
自慢する。
チャイナグローヴのことだろ
宣教師も先生もみんながうわさ話が大好き
みんな日が暮れるまでうわさ話をしてる
毎日新しい話があって
東洋の景色のような感じ
保安官に部下たちが
サムライの刀を持ってる
夜には音楽が聴こえる
テキサス州の一部なのにみんなそんなのは
どうでもいい
みんな目は東洋に向いてる
チャイナグローヴの話だよ
チャイナグローヴはテキサス州に実在する町。
チャイナタウンがあるわけでもなく、特に東洋人が多く住むわけではない町。ごく普通のアメリカの町。
Doobie Brothersもチャイナグローヴを訪れたことはない。Chinaから東洋をインスピレーションし、想像しながら書かれた歌詞みたい。
チャイナグローヴだから、住民はみんな中国の人々をはじめ東洋人だって想像したんだろうね。
チャイナグローヴにはキリスト教を伝える宣教師がいて、先生は住民に英会話を教えている?
保安官に部下たちがサムライの刀を持っている...中国と日本が混じってる?!
'70年代だからね、海外渡航は今ほど盛んではないし、海外の情報も今みたいに簡単には入手できないので、中国と日本が混じってしまうのもわかる。
当時アメリカでは中国にもサムライがいたと認識している人が多かったのか?!
東方見聞録から、日本は金ピカ黄金の国と思っている人はいなかったと思うけど。
Doobie Brothersもサムライは日本!とわかっていながら、おもしろいからと歌詞に登場させたのかもしれない。
保安官に部下たちがヌンチャクを持って...よりも刀の方がインパクトはあるかも?
みんな出身地を自慢する。
みんなうわさ話が好き。
アメリカンにとって東洋人はそんなイメージなのか?!
東洋人がしゃべりまくっている様子が、うわさ話をしているように感じられるのか?!
アメリカンが中国...東洋!ってインスピレーションして想像してできた歌詞。
いかにもアメリカンって感じのロックにこの歌詞の組み合わせはユニークすぎる。


