ひなまつり。
女の子の美しい成長と幸福を願う五節句の1つ。
古代中国では忌日とされ、けがれを祓うために水辺で体を清めていた。
その風習が平安時代に中国から日本に伝わり、土や紙の人形にけがれを移して水に流す、流しびなが行われていた。
江戸時代になり、ひな人形を美しく飾って祝うようになる。
私が居住する団地でもひなまつりが近づくと、正面玄関にひな人形が飾られる。
とある住民が自治会に寄付されたらしい。
実は私、毎年このひな人形が飾られるとハラハラさせられる。
いつこのひな人形がお片づけされるかが気になるからだ。
何年前だったか、このひな人形、4月末、こいのぼりが登場するまで飾られていたことがあった。
ひな人形は、ひなまつりを終えて啓蟄までにはお片づけしなければならない。
雨ならばその日のお片づけは避け、なるべく早く片づける。
なぜか?
1.ひな人形は女の子の将来の結婚式の様子を表しているから、早く飾って早く片づけると、早くお嫁にいける。
2.平安時代に人形にけがれを移していたことから、けがれが移った人形を出しておくと、けがれが蔓延してしまう。
3.片づけもできないようでは嫁ぎ先もないという、女の子へのしつけ。
ひな人形のお片づけと女性の結婚には、因果関係があるわけね。
我が団地には独身女性がとにかく多い。
私も22年前に配偶者とは離別した独身女性。
配偶者とは死別と思われる70〜80代の女性はとにかく多く居住されている。
我が部屋の隣近所6世帯にも独身女性が6名。1世帯に2人独身女性がいらっしゃる家庭もあり、その独身女性の平均年齢は確実に70歳を超えるのではないだろうか。
とにかくとにかく、我が団地には独身女性がたくさんたくさんいらっしゃる。結婚できる条件を兼ね備えた女性がたくさんたくさんいらっしゃる。
ひな人形をずっとお片づけしなかったばかりに、独身女性全員が結婚のチャンスを逃してしまったならばとハラハラしてしまう。
いつひな人形はお片づけされるのかと、毎年毎年ハラハラさせられる。
もうひなまつりもあと数時間で終了。
1日も早いお片づけを祈るばかり。
私が勝手にお片づけしてもいいのならお天気をみつつ、明日か明後日には片付けてしまう。

