前回の続きです。


体外受精へステップアップを希望した際に
子宮内膜ポリープがあるとおじいちゃん先生から告げられた私。

え..

私、所見ないんじゃなかったっけ真顔
少なくとも、転院前の産婦人科では何も言われてないし、紹介状にもそう書いてあったはず。
最近できたのか?それともやっぱり普通の産婦人科の検査では見つからないものなのか?

おじいちゃんの話を要約すると

悪性ではないので、大きさにもよるがポリープがあるからと言って
妊娠できないことはない。ただ着床時に、ポリープの位置によっては妨げになるので摘出を先にやって、経過が無事であれば採卵に入った方が妊娠率はあがると思う

とのことでした。



そう言われてしまっては手術をしないわけにはいかないので、摘出手術を行っている提携先の総合病院への紹介状を書いてもらいました。


あの、、、今までタイミング法も人工授精も不成功
だったのはこれが原因だったのでは?

やっぱり産婦人科はとばして、不妊治療クリニックからはいるべきだった。
まぁそれは今言ったところで仕方がないとしても、人工授精をやっていた数ヶ月の間、担当していた院長(前回の記事↓)は、なぜポリープがある事を教えてくれなかったんだろう。


と思わずにいられませんでした。


長くなるのでポリープ摘出手術のレポは割愛しますが、
紹介状を持って総合病院へ入院予約が取れるまで1ヶ月強かかり、術後の経過を確認し、良好が確認されてから不妊治療クリニックへ差し戻しされるまでさらに1ヶ月強、

というわけで

ようやく体外受精のための採卵周期に初めて入ったときには、不妊治療クリニックに通いだしてから半年経過していました。その間に一つ歳をとってしまったよ。。

もうこの頃には、子どもを持つことへの躊躇など影も形もなくなっていた私。急がなきゃ。どんだけ時間もお金も浪費してるんだ、と焦る気持ちと、足踏みしていた年月を後悔する気持ちばかりが膨らんでいました。

採卵周期の排卵誘発は、初めての採卵という理由で、院長から低刺激法を提案されました。
体外受精を経験した方なら大半が同意してくれると思うのですが、この排卵誘発の期間〜採卵までが体外受精で一番辛い期間だと思います。(移植後の精神的不安は除く)

とにかく先のスケジュールが見えない。誘発期間に排卵してしまったら水の泡なので、診察後に「次は3日後に来て」と言われることはザラです。私は会社の誰にも秘密で治療をしていたので、有給は事前申請すれば取りやすい環境でしたが、それでも仕事の調整は大変だったし、いきなり休みが増えたので実際、最近何してるの?と聞かれたりもしました。

さらに、誘発方法によっては体調不良になる。私は低刺激だったので、なぜか食欲が異常に増す&体重が減るという謎現象だけですみましたが、このクリニックを紹介してくれた友達は、高刺激の副作用で吐き気がすごいのと妊娠したのかと思うほどお腹が出たと言っていました。

そんな状態で何食わぬ顔で会社に行くって・・・ネガティブ各々事情があるとはいえ、不妊治療しながらの仕事ってほんとにキツイなと思います。


すすめられるがまま低刺激法で排卵誘発をした私ですが、ここは意外と良い成績が出ました。


続きます。