HSS型HSPの日常・自分にだけつい厳しくダメ出しすることの隠れた弊害

 

  

  

  前回は、

  母の日にちなみ

  先日旅立った母、

  HSS型HSPの私の最大の理解者

  だった母について

  お話ししました。

  

    

 

   世界観episode100 ~「母の日」に思う母の旅立ちと深い愛情のありがたさ

  

   

 

  今回は引き続き、

  HSS型HSPの

  日常の中で

  よくあること・

  よく感じることについてのうち、

  自分にはつい厳しくして

  ダメ出しをしてしまう傾向があること

  などをお話しします。

 

 

      HSS型HSPは、

  物事の客観視が得意なのに、

  なぜか自分にだけは

  異様に厳しくダメ出しをしてしまう。

  理由は3つ、

  ①自己肯定感の低さ、

  ②比類ない向上心、

  そして

  ③無意識に行なってしまう比較癖のため。
 

  優れた分析力で無意識に人と比較し、

  自分の「できてない部分」に

  目を向けてしまうからだ。
 

  でもHSS型の刺激追及因子が

  全開状態の時には話が別。
  「やりたい!やらねばならぬ!」

  の強い衝動や探究心、

  義務感やらに無心で突き動かされ、

  頭は超クリア。

  些細なミスに気づいても

  冷静に客観視できるので、

  「自分へのダメ出し」も

  「自分責め」も鳴りを潜める。
 

  アドレナリン全開の興奮状態で

  自己肯定感は超高い。
  問題は行動が終わり、

  HSS型の熱狂が収まったとき。

  興奮が去り冷静になると、

  今度は心配性で完璧主義の

  HSP部分が顔を出す
 

  そうなると、

  些細なミスが急に気になり反芻し始め、

  1人反省会を開き、

  「なぜ気づかなかったか」と
  自分を延々と糾弾し始める。

  こうしてHSS型HSPは

  「自分はなんてダメなんだ…」と

  自己肯定感を下げてしまうのだ。
  しかも、「そういえばあの時も」と、

  過去の失敗や嫌な記憶を合わせて蘇らせ、

  さらに自分を責め自己否定に走る。

  そもそも

  セロトニン不足気味な日本人は

  不安症で落ち込みやすい上、

  HSS型HSPは
  繊細で傷つきやすいので

  自己肯定感を下げやすい。

  「自分へのダメ出し」には

  自己イメージを下げる

  マイナス要素がたっぷり。

  だから、

  まずこの自己否定系セルフトークを

  やめるのが何よりも大切。

  

 

  

 

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  これは、

  以前TikTokで

  発信したことがあるお話です。

  

  HSS型HSPは

  自己肯定感が低め、

  自分を客観的に正当に

  認めてあげることが苦手だと

  言った方が良いかもしれません。

 

  私自身もそうです。

  つい自分より優れた人の部分に

  目がいき、

  どの部分に自分はそう感じたのか、

  なぜそう感じたのかと

  相手を観察・分析し

  自分自身を分析・解析して

  結論を出します。

 

  よくなるためには

  自分は何をたすべきかを

  知ることができるので

  意図的にも

  もちろん観察・分析はします。

 

  比べたくなくても

  自動的にやってしまうので

  止めるのが難しい、

  というかほぼ不可能状態です。

 

  問題は

  自分より優れた部分、相手の良い部分に

  目がいくことではなく

  その後に「自分はできていない。。。」

  と、自分を責めて

  低く見てしまうことです。

  

  そうすると

  自分を貶めるセルフトーク

  「あの人はできているのに

  自分はできていない」

  「自分はまだまだ…」

  「あんなふうにはできない」と

  いう嬉しくない言葉のシャワーが

  脳内で流れ始めます。

 

  自分が強気なときには

  そうでもないのですが、

  自分が弱気になると

  本当に容赦ない言葉が

  流れ出します。

 

  自分が大切に思う人や

  大好きな人、

  親友に対して同じ言葉を

  果たして吐くだろうか?

  というと、 

  「否」になります。

 

  その人達には絶対に

  かけないであろう

  ひどい言葉を自分にだけは

  平気で欠けてしまうのが

  HSS型HSPではないでしょうか?

 

  もちろんん、

  この言葉には人により

  程度さがあります。

 

  自己肯定感を上げ、

  自分を好きになるために

  コーチングを学び始め、

  セルフトークをやめるようになって

  気づいたことがあります。

 

  それは、

  「セルフトーク」で

  「自分なんてどうせ無理」ということで

  チャレンジすることから

  自分を守っていることです。

 

  チャレンジしなければ

  うまくいかなくて

  自分に失望することもありません。

 

  失敗するとつらいし、

  人からは場合によっては

  心無い言葉を浴びせられるかも

  しれません。

  そうすると

  傷つき、やるんじゃなかったと

  恥ずかしさやら色々で

  すっかり落ち込みモードの

  後ろ向きな気持ちに

  なってしまいます。

 

  (言った相手からすると

  傷つけようとか

  貶めようとかいう意図がなくても

  言葉遣いがキツかったり

  些細な非難のテイストがあれば

  敏感にHSS型HSPは感じ取るのです。

  そして、

  言った相手が思った以上の

  ダメージを受けます)

 

  そういう繊細な自分を守るために

  セルフトークで

  挑戦しないように、

  と言っているような気がするのです。

 

  セルフトークを早めにやめ

  自分を無意味に責めることを

  やめてから

  このことに気づきました。

 

  挑戦しない方が楽、安心。。。

  

  不安を感じやすいHSS型HSPは

  刺激追及である意味

  熱に浮かされたような興奮状態や

  自分がやらなければ!という

  謎な強い使命感に駆られているような

  場合にはチャレンジは平気です。

 

  不屈の魂状態になっているので。

 

  ですが、

  そうでない場合や

  そこまでではない場合には

  不安が苦手。

  心の安心は絶対的に大切になります。

  

  「自分を信じてやって、

  失敗になれて

  何度も諦めずに挑戦していけば

  やがて成功する。

  そうすると

  『やればできる』という自信がつく」

  と一般的には言われています。

 

  いや、

  分かるけどそれができたら

  苦労しないよ。。。

  そう思うのが

  HSS型HSPではないでしょうか?

 

  私もコーチングで

  このことを習ったときに

  佐藤先生には申し訳ないのですが

  「いや、分かるけど

  それができてないから

  今まで困ってるんですよ!先生!!!」

  激しくそう思いました。

 

  ですが、

  セルフトークをやめ、

  自己肯定感をあげるワークを

  日々取り組んだおかげで

  (毎日40分以上やりました。)

  前に比べると

  動けるようになり、

  この話も信じられるようになりました。

 

  セルフトークをやめたおかげで

  セルフトークをすることで

  得ていた恩恵があることに

  気づくことができました。

  ライフストラテジーの

  フィリップ・マグロー氏の言う、

  「一見マイナスになる

   ネガティブな行動でも

  何か旨みがあるから辞められない」

  という「旨み」です。

 

  要は

  私は自分では

  全く気づいていなかったのですが、

  ものすごーーい

  「過保護」だったのです。

 

  とはいえ、

  今も行動するときには

  自分が納得したタイミングでないと

  動きたくないし、

  納得できていない部分があると

  大体良い結果にならないことも

  わかっているので

  世の中一般的な

  試行錯誤して進歩していく

  人たちとは違っていると

  思います。

 

  でも、

  慎重さと理論や本質を見る 

  HSS型HSPの私にとっては

  やはり「不安があってもできる!イケル」

  という「自信もある不安」の時と、

  「無視できない自信がない不安」と

  ある時がわかるので

  そこは大切にしたいと思うのです。

 

  自分を好きになること、

  自己肯定感をあげることが

  私の人生の目的なので、

  「自分を好きになること」は

  自信を持つため、

  自己肯定感をあげるために

  必要不可欠なことだと

  思っています。

 

  このために色々な行動を

  してきました。

 

  コーチングでの学びで

  目標は目的を叶えるための指標だが、

  その目標が目的に合っていないと

  いけない。

  目標と目的が一致していないことの

  検証が大切だということが

  あります。

 

  そういう意味で言うと、

  今までにやってきた

  顔相学の資格をとったこと、

  14cmピンヒールを履いてドレスを着て

  コンテストに出たこと、

  UPWに参加したこと、

  全て私の「自分を好きになる」

  という

  「人生の目的」に合っていたことに

  気づきました。

 

  先日Facebookの

  書家の北村多加さんのご縁から

  鑑定してもらった

  GODSEALのAGI診断が面白くて

  ついフル鑑定をしていただいて

  しまいました。

 

  ご興味のある方はこちらから。

  (GODSEAL AGI診断

  (GODSEAL簡易査定

 

  意外性が面白くて。。。

 

  その鑑定結果ですが、

  「人生の目的は自分を好きになること」

  「心の安心感を持つことが大切」

  「自己犠牲しすぎるので

  まず自分を大切に」

  「マウントを取られがちだけど

   取られている場合じゃない、

   取られて終わるタイプではない、

   許さない気持ちをしっかり持つ  

   ことが大切」

  などなど言われました。

 

  当たってます。

  自分を大切にしようと

  改めて思いました。

 

  セルフトークをやめることで

  自分を客観的に

  見ることがよりできるように

  なりました。

  「本当にそうなの???」と

  疑いの眼差しを投げかけることが

  できるようになったのです。

 

  自分を責めていると

  反省しているようで

  安心できます。

 

  それでよく自分責めをしていた

  自覚はありました。

  

  ですが、

  セルフイメージを下げ

  ひいては自分を嫌いになる

  きっかけを作っていく

  自己否定のセルフトークは

  百害あって一利なし。

 

  よくやってしまいますが、

  HSS型HSPは

  やめることが自己肯定感をあげるために

  不可欠だと思います。

  

 

 

 「傷つきやすいのに刺激を求める人たち」

    ~フォレスト出版

   トレイシー・クーパー著

     (カリフォルニア

     統合学研究所の統合学哲学博士。

     HSPのアーロン博士の

     ドキュメンタリー映画にも

     出演、自信もHSS型HSPと公表)

   時田ひさ子監訳

    (HSS型HSP専門心理カウンセラー)

   長沼睦雄監修

    (精神科医)

 

 

 

     

  明日も引き続き、  

  お伝えしたいと思います。