世界観episode99~「UNVEIL」への参加と「シンデレラの野心」からの学び

 

  

  

  前回は、

  TikTokで投稿した

  HSS型HSPは

  ジキルとハイドのような二面性を持ち、

  自分の”腹黒さ”に苦悩し、

  過ちを犯す自分を

  許すことができず責めてしまう

  ことについてお話ししました。

    

 

   HSS型HSPの日常・二面性に由来する腹黒さへの苦悩と自罰行動

  

   

 

  今回は 中野セントラルパークで

  一昨日5月5日に開催された

  体験型自己開花フェス

  「Unveil ーアンヴェイルー」 に

  お手伝いも兼ねて

  参加してきました。

 

  そこで得た学びと気づきについて

  お話ししたいと思います。

 

  因みに 

  なぜ私がUNVEILに参加した課ですが、

  推し活です。

 

  私の推しツートップが

  関わっているからです。

 

  主催者の

  占星術エデュケーターの

  よー先生(槙本擁先生)が

  私が星読みを学んだ方で、  

  同じく私が学んでいる

  コーチングのお師匠様の

  佐藤先生(佐藤広康先生)が

  登壇されかつブースを

  出展されるからです。


  特に佐藤先生は今回ブース自体を

  出店されるのが初めてということで

  お忙しい中睡眠を削りつつ 

  初めてのことを挑戦されました。

 

  「初めて」だから

  「忙しいから」を言い訳にせず

  やってみようとされる方が

  参加されるイベントなので

  成功させたい、

  そのお手伝いをしたいと思ったのです。

 

  因みにUNVEILで登壇者としては、

  佐藤先生から

  常々先生が言われていることを

  リアルでかつ

  今回それを先生自身が

  実践されていることを思いながら

  聞けたことです。

 

  それは

  「人生とスーパーマリオの共通点」です。

 

  「スーパーマリオが面白いのは

   難敵や数々のクリアが

   難しい場面を乗り越えるから。

   『障害を乗り越えた時』に

   私たちは感動する。

 

   障害が全くなかったら

   ゲームとしては全くつまらない。

 

   それは人生も同じ。

   障害を超えることで成長し、

   良い思い出として心に残り、

   それにより人生の終わりに

   良い人生だったと思えるのだ」

  ということでした。

 

  そして、 

  最近女性誌等でも

  見ることが増えてきた

  顔タイプ診断の

  岡田実子先生のお話を

  伺うことができました。

 

  私がコーチングの師匠佐藤先生に

  出会うきっかけになった

  UPWに参加する元々の

  きっかけである

  川瀬翔さんも

  ファシリテーターとして

  参加されていました。

 

 

  翔さんを知ったのもほんの偶然。

  元々は

  Twitterでの北原孝彦さん経由で

  見るようになった

  北原さんと翔さんのYouTubeが

  きっかけ。

 

  さすが「しゃべくり社長」。。。。

  翔さんの話に強く心惹かれ、

  翔さんのマインドについての

  YouTubeを見て時に

  アンソニー・ロビンズの

  UPWに参加してすごく良かったと

  絶賛された回があったのです。

 

  ですので、

  今私があるのは

  「たまたまたまたま」の偶然という名の

  ご縁のおかげ。

 

  パネルディスカッションの中で

  「夢」というか「今後の目標」について

  登壇者の皆さんが

  語られていました。

 

  それぞれの方が

  こういうふうにしてより良く  

  世の中をしていきたい!

  という思いを語られていて

  なるほどというか

  信じ実現させると決めることの

  大切さを改めて教えていただきました。

 

  パッと聞くとそんなの

  実現無理だよと思いそうなことを

  実現させようとして

  こういうふうに今活動している

  ということを聞くと

  諦めないことの大切さを

  実感させられます。

 

  その続きで

  「夢を諦めないこと」が

  夢を叶えることに通じることについて

  今日大きな衝撃を受けて学んだことを

  お話しします。

 

  今日の学びは衝撃でした。。。

 

  何かというとそれは、

  「シンデレラの野心」です。

 

  「シンデレラはなぜ王子様と

  結ばれたか?

  そもそもなぜ舞踏会に行けたのか?」

  問題です。

 

  

  セッションで教えてもらったのは

  いわゆる

  「シンデレラは

  『シンデレラストーリー』ではないこと」

 

  ボーッと待っていたら

  あら素敵♪な魔法で

  玉の輿に乗ってハッピーエンド♪ではなく

  シンデレラは

  「ちゃんとした野心」があった

  ということです。


  シンデレラが舞踏会に行け、

  王子と結婚という。

  継母からのいじめの灰被り人生から

  超玉の輿に乗れたのは、

  実は

  「私も舞踏会に行きたいわ!」と

  ちゃんと主張したからなのです。

 

  ・・・聞いた瞬間目からウロコ

   確かに。。。

 

  しかも、

  シンデレラがいきたいと

  願ったのは

  「王子が主催の舞踏会」

 

  トップオブトップです。

  フツーの貴族?主催の

  舞踏会ではありません。

  

  公侯伯子男の爵位よりも

  さらに上。

  

 

  「灰かぶりの私なんて今はもう無理。。。」

  そんな卑屈さはシンデレラにはなく、

  「舞踏会(王子の)だから行きたい!」

  そう思い泣くわけです。

 

  舞踏会に「行く資格」は

  着ていくドレスや交通手段がないだけで  」

  そう思って泣いているだけなのです。

 

  つまり泣いている理由は、

  「行く資格があるのに行けない歯痒さ」

  不相応な望みではなく、

  「服だけが不相応」

  それ以外は

  シンデレラの認識の中では

  「相応」なのです。

 

  シンデレラ、

  自己イメージ、 高いですよね。

  

  私も子供心に

  「シンデレラ、

  すごいな。。。諦めてないんだ…

  しかもちゃんと踊れる自信あるんだ…

  翌日からのいつもの日々との

  ギャップに悩むだろうに、

  それでも行きたいと思うし、

  行くんだ…

  すごいな…」

  少しツッコミはしました。

 

  ですが、

  「王子主催の舞踏会」に

  ロックオンして行きたいと願った

  シンデレラの

  意外な気の強さと野心はノーマーク。

 

  四十路をはるかに越した今

  初めて気づきました。

  

  しかも、  

  舞踏会の際に落とした

  ガラスの靴を持ってきた王子の使いを

  前にしても臆することなく、

  むしろ「絶対私は選ばれる!」と

  自信満々・やる気満々で

  靴を履いていますよね。

  ・・・物語とはいえ。。。

 

  子供のときにもこの点には、

  さすがに

  「すごいなこの人、 

  この格好でも自分は絶対に選ばれる

  と思っている…」とは

  思ってはいましたが。

 

  もっともこの点については

  「そうしないと話が成立しない」

  ことはありますが。

  
  今回の

  「シンデレラ、実は結構野心家」

  の話からスッキリしたことがあります。

 

  それは

  日本で語られている

  王子と結婚後

  意地悪な継母や義理の姉達を

  許したという

  「シンデレラ、良い人ストーリー」

  についてです。

 

  この「良い人ストーリー」 には

  子供心にも

  「いやいやそれはないだろう。。。」と、

  「嘘くささ」を感じていました。

 

  私が感じる

  話全体からのこの部分への

  唐突さというか違和感の原因が

  分かりました。

 

  それは

  HSS型HSP特有の

  感受性の鋭さから感じとる

  「ほんのり読み取れる

  シンデレラの気の強さ」からくる

  違和感だったのです。

   

  このシンデレラから

  HSS型HSPは大きな学びを  

  得る事ができます。

 

  シンデレラの

  「野心」というのは

  言い過ぎかもしれませんが、

  (童話なので)

  「ちゃんとここぞという時に

  傷つくのを恐れて

  『自分なんて…』

  『自分なんかがそんなおこがましい…】

  そう自己卑下しないことの大切さです。

 

  そして

  自分の気持ちを正直に

  主張し諦めず

  『自分ならできる!』と信じて叶えた

  ということなのです。

 

  シンデレラは

  セルフイメージが

  高かったのですよね。

 

  セルフイメージが高いことは

  難易度の高い夢や目標を

  諦めず手放さず挑戦するためには

  不可欠な物です。

  

  つまりセルフイメージが高いと 

  「自分はできると根拠なく信じること」が

  できるからです。

  

  この「自分はできること」を

  「根拠なく信じること」が

  大切であることが

  頭ではわかっていても

  心から思うことに苦労する 

  HSS型HSPは

  多いのではないでしょうか。

 

  不安感が強く、

  繊細なため傷つくことを恐れ

  危機回避能力が高いため

  悲観的だったり、

  猜疑心が強かったりするからです。

 

  もちろん

  困った事があった時に

  「最終的にはどうにかなる」

  という根拠なき自信を

  HSS型HSPは持っていると

  言われていますが、

  これも私からすると

  全く根拠がないわけではないと

  思います。

 

  鋭い感覚処理感受性から由来する

  状況把握力・分析力・判断力とに

  恵まれていること、

  過去も色々な人に助けられて

  どうにかなってきたという

  実績含めてが

  そうおもう背景にあるからです。

  

  シンデレラには

  「自分なんて」という

  ブレーキがありませんよね。

 

  私を含め

  多くのHSS型HSPが

  夢なり目標に取り組もうとする際の強敵

  「自分なんて」がなかったのです。

 

  私自身

  ブレーキでやってみる前に

  諦めてしまうことの残念さは

  わかったつもりでしたし、

  捨てるように努力中です。

 

  ですが、

  今回UNVEILに参加して

  登壇者の方の

  パネルディスカッションを聞いて

  自分の中での「無意識の制限」、

  つまり

  「無理じゃない?

   でもあの人たちならできるか・・・」

  そう思ってしまっていることに

  改めて気づきました。

 

  擁先生によると、

  なぜイベント名が「UNVEIL」か

  というと、

  それはヴェールを脱ぐこと。

 

  ヴェールを脱いで

  「美のフルコースで自律した人生の幕が開く」

  がをコンセプトに、

  30代〜50代女性300名が集まり

  自分のもつ原石に気づき、

  そして磨き方が明確になることを体験する

  という思いで命名したのだそうです。

 

  女性が美しくなること

  「自分の似合うを知ることで

  より自分に自信を持ち

  輝いていけること」の大切さを

  顔タイプ診断創始者の

  岡田実子先生も説かれていました。

 

  「自分なんて」と思わず

  「自分に似合うを探すこと・

  選ぶこと」を諦めずに

  「遠慮しないで」

  「自分らしく生きる」

  そんなことの大切さを

  教えていただきました。

  

   HSS型HSPは

  自己肯定感が低めため

  傷つくことを恐れ、

  人からの「不相応な」という人からの

  批判や陰口を恐れて

  行動が「他人の目」になりがちです。

 

  私自信そうでした。

  そして、

  だいぶ克服はしてきても

  今でもそういうところはあります。

 

  そんな私でさえ、

  子供の頃は

  自分大好き!

  自分が世界の基準!的な

  天真爛漫な子供でした

  (もっとも

  外食の際に姉がいつも高い料理を

  頼むので私は支払いを心配して

  いつも一番安いものを注文しがち。

  そしてそれを母が察して

  「本当にそれでいいの?」と

  念押し・修正してくれたものでした。

 

  ちなみに姉は

  他のところではものすごく

  遠慮する気配りの人で、

  「レストランで無邪気に高いものを

  (許容内の中での高いもの限定)

  『これ食べたい!』と選び、

  そしてそれを

  美味しそうに食べていました。

 

  姉はそすることが

  親を喜ばせることだと

  姉は知っていたのです。

 

  

  ・・・私みたいな遠慮する子供は

  可愛くない、そう言われてしまいました。

  そんな姉は父のお気に入り。

 

  微笑ましく目を細め嬉しそうに

  そんな姉を見守っていた

  父の眼差しを思い出します。

  

  そこそこ大きくなってから姉に

  「お姉ちゃんがいつも高い物を

  頼むから私は頼めなかった」

  と訴えたときに

  姉の子供ながら?の

  私とは違った形の思いやりがあることを

  教えられました。

 

  HSS型HSPは

  相手のことを気にして

  遠慮しすぎることがあります。

 

  遠慮したり、

  自分だけではなく

  家族等への周囲の目を気にしすぎたり

  やってみたいけれど

  失敗を恐れて挑戦を避けたり

  「自分の選択基準」に基づいて

  「自分らしく生きること」を

  諦めがちになります。

 

  そんな私たちHSS型HSPの

  女性は特に

  昭和・平成初期の

  ややもすると「女性は控えめ」が

  「年相応の振る舞いが大切」と

  いう価値観に縛られ、

  つい「年齢が…」とか意識してして

  自分への枷を増やしてしまいがちです。

 

  「シンデレラ」のように

  諦めず主張することも大切なのです。

 

  主張しないと

  そう思っていることも

  誰にも気づいてもらえないのですよね。

 

  童話から教えらました。

  童話は思った以上に奥深い…。

   

  HSS型HSPは

  クーパー博士によると遅咲きだそうです。

 

  そう言われるのは

  きっと私のように、

  人生の中盤に差し掛かり

  人からの非難や

  家族のために世間体を気にして

  自分の気持ちに遠慮していた

  HSS型HSPがが

  このままじゃ私の人生って。。。

  と感じて「自分らしく生きること」

  を模索し始めるからだと思います。    

 

  自分の人生の主人公は自分、

  そして

  「自分の人生の所有者」は自分。

  「自分を幸せにする責任は

  自分にある」と

  コーチングの教えにより

  気付かされました。

 

  

  体験すること、

  人と関わるからこそ

  得られる学びは本当に貴重だと

  しみじみ思います。

 

 

 

 「傷つきやすいのに刺激を求める人たち」

    ~フォレスト出版

   トレイシー・クーパー著

     (カリフォルニア

     統合学研究所の統合学哲学博士。

     HSPのアーロン博士の

     ドキュメンタリー映画にも

     出演、自信もHSS型HSPと公表)

   時田ひさ子監訳

    (HSS型HSP専門心理カウンセラー)

   長沼睦雄監修

    (精神科医)

 

 

 

     

  明日は、  

  HSS型HSPの感じたことを

  お伝えしたいと思います。