HSS型HSPの日常・人と話をするときの傾向

 

  

  

  前回は、

  HSS型HSPの

  TikTokで紹介した

  コミュ力は高いが

      人に合わせることに疲弊すると

  関係をリセットしがち、

  相手に合わせた説明が得意だが

  話は飛びがちといった

  愛すべき点などについてお話ししました。

    

 

   HSS型HSPの日常・愛すべき「ちょっとメンドクサイ変わり者」

  

   

 

  今回も引き続き、

  HSS型HSPの

  日常の中で

  よくあること・

  よく感じることについてのうち、

  人と話をするときの

  傾向についてお話しします。

 

 

   HSS型HSPは
  ・沈黙が苦手で

   マシンガントークをするが
   その実相手の反応を見て

   話は適度に盛る
  ・人の反応に敏感な割に
   言わなきゃ良いのにという

   地雷を踏む
  ・聞いたことがある話は
   聞いているフリして

   ほぼ聞き流す
  ・合わない相手だと静かになるが
   合う相手とは

   エンドレスに盛り上がる

 

  

 

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  これは、

  以前Twitterで

  発信したことがあるお話です。

  

  

  HSS型HSPは、

  人といるときに訪れる沈黙が

  苦手です。

 

  もちろん、

  親しい人・心を許している人となら

  平気で沈黙します。

 

  なぜ沈黙が苦手かというと、

  「相手が自分のことをどう思うか?」

  が気になり、

  不安になるからです。

  

  その不安とは、

  つまらない人だと思われたら嫌だ、

  それを別の人に話されたら

  大変、それは嫌だ、

  そう思ってしまうのです。

 

  そもそもの

  人となりを知っている相手なら

  誤解される恐れがないので

  頑張って沈黙を打ち破る

  マシンガントークをする必要性が

  ないのです。

 

  不安感から逃れるために

  必死で話つづかる一方、

  通常モードでは、

  相手の反応を見て

  話の内容やテンポを調整し、

  適度に盛り上げていきます。

 

  また、

  人の反応に敏感なのに、

  なぜかつい地雷を踏んでしまう、

  そんなこともあります。

 

  基本は話す時には

  言葉を選び、

  相手に不快感を与えないよう

  注意を払うのですが

  ふと素朴に湧いた疑問や

  欺瞞や偽善・嘘や誤魔化しへの

  義憤に駆られると

  相手にとって指摘されたくないこと

  つまり「地雷」を

  踏んでしまうのです。

 

  これはHSS型HSPの

  高めな道徳意識や規範意識が

  関係していて、 

  見過ごしたくない、

  そう思ってしまうことに

  関係があるように思います。

 

  好奇心旺盛な反面、

  飽きやすさがあるため、

  聞いたことがある話題には

  興味を示さず、

  聞いているフリを

  することがあります。

 

  そして、

  急に話を振られて

  慌てることもしばしばあります。

 

  相手の話も

  それとなく別の話題に向けるべく

  遮ることもありますが、

  それをすると人間関係にも

  ヒビが入りやすいので、

  角が立たぬよう

  遮らず聞いたふりをすることが

  多いのです。

 

  その時は大体自分の空想・妄想の

  世界に旅立ち集中しているので

  ほぼほぼ話は聞いていません。

 

  Twitterで投稿した際にも

  こういったコメントを

  いただきました。

 

  私もその傾向があるので

  最近反省しているところです。

  

  合わない相手に対しては

  静かになりますが、

  合う相手とは

  エンドレスに話が盛り上がります。

 

  私も会う相手とは

  話題が付きません。

 

  好きな映画の話だと

  主演から心に残る脇役俳優の出演作、

  原作があるものなら原作、

  監督の作品、

  音楽、作曲者の他の活動、

  映画の考察や感想について

  いろんな角度で話します。

 

  そうすると、

  話が芋蔓式に広がります。

  

  大体マニアックなネタなことが多く、

  なかなかそこまで

  ディープに語れる相手にも

  出会わないため、

  「分かち合いたい、この思い!!」

  とばかりに、

  ついつい話し込んでしまうのです。

 

  というのも、

  HSS型HSPは単独行動をするのが

  大好きではありますが、

  人と感動をシェアすることは

  好きだからです。

 

  もちろん、

  感性の違いは致命的になるので

  (違っていても

  別の角度で刺激的であったり、

  自分にない目線を教えてくれる

  ものであれば問題がありません。)

  シェアの相手を選ぶのは

  ものすごく大切です。

  

  失敗すると

  否定されたと感じ、

  繊細な分

  「こんな思いをするなら

   人にはもう話さない…。」

  そう思って黙ってしまう

  傾向があります。

 

  私もそうです。

  HSS型HSPは人と違うことを

  恐れながら、

  その実人と違う自分の

  独自な感性を愛し、

  誇りに思っているからです。

 

  

 

 「傷つきやすいのに刺激を求める人たち」

    ~フォレスト出版

   トレイシー・クーパー著

     (カリフォルニア

     統合学研究所の統合学哲学博士。

     HSPのアーロン博士の

     ドキュメンタリー映画にも

     出演、自信もHSS型HSPと公表)

   時田ひさ子監訳

    (HSS型HSP専門心理カウンセラー)

   長沼睦雄監修

    (精神科医)

 

 

 

     

  次回は

  ややもすると神経質気味で

  周りとうまくやるのに

  苦労した

  (表面的にはうまくやれても)

  HSS型HSPの私を支えてくれた

  母の思い出等をお話しします。