HSS型HSPの日常・愛すべき「ちょっとメンドクサイ変わり者」

 

  

  

  前回は、

  HSS型HSPの

  Twitterで紹介した

  鋭い感覚処理感受性(SPS)に

  裏打ちされた長所と

  そこが裏目に出て

  自分を虐める短所があること

  などについてお話ししました。

    

 

   HSS型HSPの日常・鋭い感受性の賜物と嬉しくないオマケ

  

   

 

  今回も引き続き、

  HSS型HSPの

  日常の中で

  よくあること・

  よく感じることについてのうち、

  相手に合わせた説明が得意だが

  話は飛びがちといった

  愛すべき点などをお話しします。

 

 

  HSS型HSPは、

  相反する性質でできている

  人口6%の

  愛すべき

  「ちょっとメンドクサイ変わり者」
 

  大きなことは即決できるが、

  小さなことは

  優柔不断で決められない。 

 

  「予期せぬ圧倒的な行動力」で 

  周りを驚かせるが、

  その実不安を感じやすい。
 

  一度「不安症が発動」すると、

  妄想が加速し

  完璧主義のシミュレーション魔が
  同時に発動し、

  動けなくなる。

  人当たりは良く

  コミュ力も高いが、

  踏み込まれるのを嫌い

  「柔らかな笑顔」で壁を作る。

  

  だから「知り合い」は多いが、

  「友達」は少ない。

  気遣い上手で

  相手に合わせるため

  我慢することも多く、

  気付かぬ内に

  心の中に疲労を溜めていく。
 

  「まぁいいか、仕方ない…」で

  積もっていったストレスが

  臨界点を超えると、

  一気に白黒思考が発動する。

 

  そして、

  ある日予告なしに

  人間関係の断捨離を開始する。

  みょうに自信があって

  「最終的にはどうにかできる」と

  自分を信じている一方、

  慎重な完璧主義なのに

  時々犯す些細な失敗を

  「この世の終わり」レベルで嘆き

  「自分はダメなヤツだ…」と

  こん限り自分責めして

  意気消沈する。
 

  論理的思考の持ち主で

  相手に合わせた

  分かりやすい説明が得意。

  でも、

  「順を追って」の

  口頭での状況説明と報告は苦手。

  

  「相手の理解度」と

  「要点」の「組み合わせの最適解」を

  読み違えるからだ。

 

  頭の回転が速いため

  話が一気に飛躍し、

  相手を置いてきぼりにして

  相手から文句を言われたり

  叱られることもある。

  そんなユニークな

  HSS型HSPが

  幸せになる秘訣は、

  「自分らしさ」を

  追求すること
  「異端」であることを受け入れ、

  「我が道を行く」ことを

  選択すると

  幸せが一気に加速する。

 

  

 

  

 

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  これは、

  以前TikTokで

  発信したお話です。

 

  この投稿も多くの方から

  共感していただいたのですが、

  いただいたコメントの中で

  HSPの濃度が強い時は

  ダメージが2倍〜3倍になる

  というお話がありました。

 

  私もそうなので、

  やはり純粋なHSP味が強い時は

  些細なことに対しても

  神経が毛羽立つみたいな、

  そんな感じで

  ダメージを通常以上に

  受けてしまいます。

 

  この時によく感じるのが、

  肌が季節等で揺らぎがちな時には

  ちょっとしたことで

  ほこりや光に過敏に

  反応してしまうのですが、

  それと同じなのだろうなと

  考えています。

 

  肌のバリア機能が落ちている。。。

  潤いが落ちると乾燥すると

  やはり痛みやすくなる気がします。

 

  心の潤いが足りていない時は、

  やはりダメージが大きい気がします。

  ストレス耐性が脆弱に

  なっているのです。

 

  肌も心も「耐性」のことがあるので

  「潤い」は大切だなと

  思います。

 

  相手から話をふられた世間話は

  得意だけれど、

  そこから先に自分から行くのは

  苦手、

  友達は欲しいけれど

  自分でフィルターを設けて

  そこから先に行くのが難しい

  といったコメントもいただきました。

 

  私も話をするときは

  どちらかというと、

  人からの話を膨らませる方が

  得意な気がします。

 

  ゼロからよりは、

  受けから膨らませ、

  発展させるのが得意なので、

  思わず「わかる。。。」と

  頷きました。

 

  そして、

  友達を作るスタンスも

  フィルターは

  価値観が合わないと疲れるし、

  理解できないと否定される

  ことが多かったので

  細かく設けてきました。

 

  最近昔よりも

  人に対する許容度が

  昔々の不可侵条約を結んで

  お互い不干渉を徹底しよう!

  という系統のものよりも

  平和的なものに変わってきました。

 

  自分の感性を私が好きなように、

  相手の感性ももっと否定せず

  お互い共存していきたいなと

  思うようになりました。

 

  一応人生の目的が

  「自分も人も自己肯定感を上げて、

  違いに尊重し

  慈しみあえる世界を作る」なので。

 

  考え方の幅は広げたいと

  思うのです。

  

  もっとも、

  まだまだ完璧ではなく、

  今日も某セッションの際に

  自分がまだ理性で

  納得させようとしていて、

  それは本当の意味で自分を

  許すことができていなくて、

  自分が大切にしている価値観

  が本当に自分が大切にしたい 

  価値観なのではないからかも

  しれないですよと

  指摘を受けけました。

 

  本当に自分の価値観を

  尊重しているのなら、

  そもそも人の価値観が気にならない

  (心が毛羽立たない)と

  言われました。

 

  コーチングアカデミーの

  佐藤先生も、

  自分と違う価値観の人を

  受け入れるのは

  心の筋力が必要で、

  そこを鍛えていくのが

  人間の成長には大切だと、

  ご自身の体験も含めて

  言われていました。

 

  今日はしみじみ

  その点を痛感しました。

 

  心の筋力も以前よりは

  鍛えられてきたので、

  さらに鍛えていきたいと思いました。

  HSS型HSPは遅咲きなので

  鍛えられた未来が

  楽しみです。

 

  自分らしさを追求して、

  自分に許すようにしてからは、

  以前だとNOOOOOO!!!と

  思えたことも、

  気にならなくなってきました。

 

  自分がしたいことを

  許していないと

  相手が自分の思うようにして

  いるのを見ると

  「ずるい!!!」と思って

  相手の自由さを認められない

  というお話をよく聞きます。

 

  この件は本当にそうだと思います。

 

  日本人特有の横並び、 

  同調圧力で、

  自分が我慢しているのに人が

  我慢していないことを

  許容できないことが

  根底にあるのだと思います。

  そこに自分の信じる正義感や

  常識が加わって

  許容できないことを正当化

  していると感じています。

 

  これはもちろん、

  私自身もそうです。

  

  太宰治の「人間失格」の中の

  『(それは世間が、ゆるさない)
  (世間じゃない。

  あなたが、ゆるさないのでしょう?)
  (そんな事をすると、

  世間からひどいめに逢うぞ)
  (世間じゃない。

  あなたでしょう?)
  (いまに世間から葬られる)
  (世間じゃない。葬むるのは、

  あなたでしょう?)』

 

  の下りを思い出すのです。

 

  そんな時に

  あー私、それやってるな。。。と、

  思い一人反省会を

  よく開いていました。

 

  今日は最近短めだった

  一人反省会ですが、

  内政への切り替えに

  今日は手こずりました。

  

  ですが、この

  手こずったおかげで、

  別の超えられずモヤモヤと

  し続けていたことを

  クリアできるお話を聞くことが

  できました。

  

  自分に向き合うのは、

  クーパー博士も言われていたのですが、

  本当に大切だと思います。

 

  HSS型HSPは

  自分に都合の悪いことは

  無意識に向き合おうと

  することを避ける傾向があると

  クーパー博士が言われて

  いました。

 

  今回お話ししたように

  心底「人との違い」を認め、

  「我が道を行く」ことが

  できるようになると、

  自分も他人も

  よりナチュラルに許容して

  行けるようになると思います。

 

  人目を気にしている分

  人の違いが目につくし、

  自分が我慢していることに

  気づいて、

  相手を羨ましいなと思いつつ

  そうできない自分を

  嫌悪したりするのが

  HSS型 HSPだと思うのです。

 

  相手の足を引っ張ったり、

  相手のことを口で非難することは

  自分の美学からしないのですが、

  密かに自分の心の中で

  モヤモヤを

  モヤモヤする自分に嫌悪しながら

  噛み締めがちです。

 

  そこを許して、

  もっと自分に対して思うように

  することを許して

  いくことが

  私含めHSS型HSPの幸せに

  繋がっていくのだと

  思います。

 

  そのためには

  まず、自分に対する無意識の

  「できない」の禁止を

  セルフイメージを上げて

  「できる・やって良い」と

  許可していくことが大切になります。

 

  コーチングを学んでいて

  良かったと思います。

 

 

  

 

 

 「傷つきやすいのに刺激を求める人たち」

    ~フォレスト出版

   トレイシー・クーパー著

     (カリフォルニア

     統合学研究所の統合学哲学博士。

     HSPのアーロン博士の

     ドキュメンタリー映画にも

     出演、自信もHSS型HSPと公表)

   時田ひさ子監訳

    (HSS型HSP専門心理カウンセラー)

   長沼睦雄監修

    (精神科医)

 

 

 

     

  明日も引き続き、  

  HSS型HSPの日常のあるあるを

  お伝えしたいと思います。