HSS型HSPの日常・恋愛に依存し、熱しやすく冷めやすいと言われるが

 

  

  

  前回は、

  HSS型HSPの

  Twitterで紹介した

  心配性、素直で頑固、

  度胸があり大事は即決なのに

  小事ほど悩む、

  やり始めると

  高い集中力を発揮するが

  取り掛かるまで時間がかかるなど

  11個の愛すべき特徴についてを

  中心にしてお話ししました。

    

 

   HSS型HSPの日常・HSS型HSPの11個の愛すべき代名詞

  

   

 

  今回も引き続き、

  HSS型HSPの

  日常の中で

  よくあること・

  よく感じることについてのうち、

  恋愛の際に見せがちな傾向と

  それへの対処法について

  お話しします。

 

  

  HSS型HSPが恋愛に依存しやすく、

  熱しやすく冷めやすいと

  言われる理由と

  その対処法について
 

  依存しやすい1つ目の理由は、

  「好きになったらとことん好き」

  になり

  距離感の調整ができなくなるから。
 

  そもそも探究心から

  好きな相手のことは

  「もっと知りたい」し、

  尽くし好きなので

  「喜ばせたい」と強く願う
  気をつけたいのは、 

  重くなりすぎること。
 

  2つ目の理由は、

  理解者を失いたくないとの

  思いも強いから。
  大胆なのに

  心配性で不安になりやすく、

  繊細で複雑な自分を

  許容してくれる相手は

  貴重な存在だ。
 

  しかも相手にも

  自分並みな

  好奇心と向上心とを求めるので、

  その気持ちに拍車がかかる。
 

  嫌われないよう、

  好かれるよう、

  相手の気持ちを読み、

  相手を優先しすぎる傾向がある。
 

  だから

  「ちょっと違うな…」と思っても

  相手に同調し

  「相手が望む自分」を演演じ、
  相手を優先しすぎてしまう。
 

  そんな関係に疲れ

  相手に幻滅すると

  「もうムリ…」と

  リセット思考が湧き上がり、

  関係を一気に断ち切って

  しまうのだ。
 

  そうならないためには、

  近づきすぎない

  「ハリネズミの距離」をとり、

  相手に執着しすぎないのが良き。

  そもそもHSS型HSPは

  刺激を求めるが、

  繊細で

  人の気持ちを敏感に感じ取り、

  不安を感じやすい気質だ。
 

  だから、

  本当に大切にしたい相手は

  「感情コントロールが

   上手く寛容な人」。
  でもHSS型HSPは

  刺激を愛し飽きやすいので、

  穏やかな関係の維持には

  工夫と努力が欠かせない。
 

  穏やかな大切な関係を

  長続きさせるためには、

  相手との特別な時間や言葉、

  プレゼントなど

  サプライズ的要素が超大切。

  冷め始めたと感じた時ほど、

  相手と積極的に時間を持ち

  「熱を上げる・追い焚き」行動を

  とることが、

  気持ちを冷めさせない

  何よりのコツ

 

  

 

  

 

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  これは、

  以前Twitterで

  発信したことがあるお話です。

  

  HSS型HSPは恋愛の際に

  「好きになると相手の色に染まる」

  「恋愛に依存する」と

  世の中一般では

  言われているようです。

 

  確かに、

  好奇心旺盛なので

  相手のことを知りたい、 

  相手を喜ばせたいと思うと

  相手に集中して

  相手の優先順位を上げます。

  

  恐らくこの上げ方が世の中一般より

  際立っているのだと思われます。

 

  そして、

  自己肯定感が低い場合だと

  相手に嫌われることを恐れ

  相手の意見に合わせるようにして

  自分を抑えたり

  我慢する傾向に陥ります。

 

  この点も世の中恋愛あるあるですが、

  相手の気持ちを読む能力が

  長けているため、

  普通の人よりこの傾向が

  顕著になります。

 

  ただし、

  最近流行りの蛙化現象と

  言われることもありますが、

  相手との境界が曖昧なため、

  自分と相手とを

  つい同じ感じ方と見ることが

  HSS型HSPは多いので、

  その分失望も当然大きくなります。

 

  HSS型HSPは 

  「正直者が馬鹿を見るのはおかしい」

  「公平であることは大切」

  そんな高い道徳意識と規範意識を

  持っています。

 

  この点は私もですが、

  大切にされている方が多いようです。

  以前同様のテーマで

  公共の場で

  非道徳的な行動や非常識な行動を

  する人がいると

  ついじっと見てしまうという

  投稿をTwitterでしたことが

  あります。

 

  その際にも

  多くの共感をいただきました。

   

  他の方の同種のテーマへの

  投稿への共感のコメントを

  読んだことがあります。

 

  要は、

  正義感が強いのです。

  ある意味潔癖症であるとも

  言えます。

 

  この点を踏み抜いた相手は

  どんなにワクワクさせて

  くれようと、

  どんなに優れた資質を  

  他で持っていようと

  受け入れがたく感じてしまいます。

 

  コーチングの学びの中に

  子供の頃から私たちは

  「相手には自分がして欲しいことを

  してあげなさい」と習うが、

  本当はそうではない。

  

  正しくは 

  「相手がして欲しいと思うこと」を

  するのが正しい。

  なぜなら、

  相手のニーズと

  「自分がして欲しいこと」とは

  一致していないことが

  往々にしてあるからです。

 

  そして親友とは

  「お互いに大切にしているものを

   大切にしあう」関係であると

  学びました。

  

  この話を聞いて

  私もその傾向が顕著なのですが、

  一般にHSS型HSPが

  「世の中からすると

   え?それくらいのことで???」

  が耐え難いこと・許容し難いことと

  判断すると

  関係をバッサリ断ち切る傾向が

  あると言われるのがよく分かりました。

 

  そして、

  自分にとって触れてほしくないこと、

  プライドの問題で

  いわゆる「龍の逆鱗」とも言える

  ところに触れた相手は

  決して許す気になれないのも

  納得しました。

 

  関わる相手を厳選するからこそ

  自分の選抜が間違えていたと

  感じるのも嫌だし、

  「大切なものを大切にし合えない

   浅い関係なら要らない」、

  無意識に

  そう考えているのではないかと

  感じます。

 

  コーチングの学びの中で

  相手との関係は放っておくと冷める。

  昔浅野温子・武田鉄矢主演の

  「101回目のプロポーズ」での

  武田鉄矢さんの

  “50年後の君を今と変わらず愛している”

  が決め台詞となった背景には

  それだけ愛が

  「50年後も続かない人が多く、

  それが世の中の多数派である」 からで、

  冷めないよう、

  関係維持の努力が大切。

  冷めそうになったら

  追い焚き等の行動をあえてすることが

  必要であるという話がありました。

 

  HSS型HSPは

  刺激を求め、向上心を持ち、

  美しいものが好きです。

  (鑑賞用として)

  反面不安を感じやすいため

  安心感がとても大切です。

 

  このため、

  穏やかな相手が本来は合うのに

  穏やかさに慣れてしまうと

  つい刺激を求めそうになり

  相手に物足りなく

  なってしまい、

  飽きてきて気持ちが冷めがちです。

 

  やはり

  相手への感謝の気持ちを忘れず

  相手との関係維持のための

  熱を冷まさない行動が

  大切だと感じます。

 

  欧米系の人たちは

  関係を冷やさないようにするため

  結婚後も「ハニー。マイスイートハート」

  とか甘い囁きを言いますし、

  フランス人だと

  「私の愛しい人(モンシェリ)」とか

  「私の可愛い赤ちゃん」とか

  色々愛の囁きを

  し合っています。

 

  そしてよくお花も送るようです。

  

  コーチングの学びの中で

  イギリスの著名人が

  「感謝の気持ちを持ち続けることが

   幸せを感じるためには必要」

  という趣旨の言葉を紹介されました。

 

  「当たり前を当たり前と思わない」

  ことの大切さです。

 

  長く関係が続くと

  つい最初の頃は

  「してもらえてありがたかったこと」が

  いつしか

  「当たり前」になり、 

  その内

  「そのクオリティの高さを求め」

  「期待値以下だと不満や怒りを覚え」

  「やってくれなければ

   『相手がしてくれなかったこと』に対し、

   不満と怒りが湧いてくる」

  ようになります。

 

  最初はありがたいと

  感謝していたにも関わらずです。

 

  この感謝の気持ちを持つことが

  長く良い関係を維持していくためにも

  大切であると

  最近しみじみ思いました。

 

  特にHSS型HSPは

  飽きやすいため

  この辺りのことも意識することが

  大切だと思います。

 

 

 「傷つきやすいのに刺激を求める人たち」

    ~フォレスト出版

   トレイシー・クーパー著

     (カリフォルニア

     統合学研究所の統合学哲学博士。

     HSPのアーロン博士の

     ドキュメンタリー映画にも

     出演、自信もHSS型HSPと公表)

   時田ひさ子監訳

    (HSS型HSP専門心理カウンセラー)

   長沼睦雄監修

    (精神科医)

 

 

 

     

  明日も引き続き、  

  HSS型HSPの日常のあるあるを

  お伝えしたいと思います。

  

  

  HSS型HSPの日常・人好きの良さと関わりを避けたがる矛盾