HSS型HSPのコーチングでの学び9~アダルトチルドレン講座での学び

  

  

  前回は、

  先日あった

  コミュニケーション上の出来事で

  HSS型HSPならではの

  伝わり方についての温度差、

  相手からの言葉のキツさに傷つく

  ことについての

  コーチング等から得た学びについて

  伝わり方は相手の解釈なので

  どうしようもないといったことについて

  お話ししました。

    

 

   HSS型HSPのコーチングでの学び8~相手の言葉に傷ついた時と伝わり方のギャップへの処方箋

  

   

  今回はいつものように

  HSS型HSPの日常で

  よく感じることをお伝えしようと

  思ったのですが、

  ACカウンセラーの

  岩佐由貴先日学んだ

  アダルトチルドレンの

  1DAYセミナーで

  得た気づきについて

  お話ししたいと思います。

 

  どうも未消化に終わって

  いるように思えましたので。

 

  春眠暁を覚えずと言いますか

  若干の体調不良もあり

  ブログの内容が定まらず

  今に至ってしまいました。

 

  岩佐由貴さんのこの講座は

  コーチングアカデミーの関係から

  受講することになりました。

 

  私自身、

  アダルトチルドレン??疑惑は

  ありました。

  

  Twitterで投稿しているときに

  交流のある

  心理カウンセラー松野正寿さんに

  HSPの人はACの人が多いという

  お話を伺い、

  私自身もそうかもしれないよと

  言われたことがあります。

 

  その時にも

  「いやいや、うちの家は

   そこまで機能不全家族じゃないから。

   家庭内暴力とかネグレクトまでは

   なかったし。。。」と

  心の中で反論していました。

  

  一方で

  「いや、でも松野さんが言われるのなら

   そうとも言えない。。。」とずっと

  心の中で棘のように

  この話はひっかかっていました。

  

  無視しきれなかったのは、

  私が心の中では自分がACだと

  自覚があったからだと

  思います。

 

  ただし、プライドがあったし、

  「AC=アルコール中毒の機能不全

   家庭の可哀想な子」という

  昔々の情報刷り込みがあったので

  自分はそんな「可哀想な子」ではない

  そう思っていました。

  

  平たくいうと、

  色々あるけれどそこまで

  私はひどい家で育ったわけではない。

  

  別の方からも

  「マイルド毒親に育てられたね」

  と言われて、「マイルド毒親。。。」と

  絶句したこともあります。

  

  要は、

  「自分が可哀想な子」と

  人から思われるのが嫌だっただけです。

  (本当は私が思っている

   だけなんですけどね)

   

  というよりもACだと認めると

  私の中にある「普通であること」

  が崩れて、

  「普通であること」に執着が強い私は、

  自己憐憫の波に呑まれて

  自分が立っていられないような

  気がしたからです。

 

  コーチングに出会い

  セルフイメージを上げ、

  自己肯定感が上がってきた今は

  A Cのお話を冷静に受け止められる  

  そう思って受講しました。

 

  由貴さんによると、

  「8割がACという一般論より

   本当はもっと多くて 

   9割かも」とのこと。

  ACは「極フツー」と思える家庭でも

  生まれるそうです。

 

  聞いて納得したのが、

  ACが上の親の代からの連鎖で

  生まれるそうです。

  

  そう言われて考えると

  上の世代は

  「昭和」の男尊女卑の意識の強い

  世代が育ててきた世代。

  

  そうなると

  男性は辛くても我慢しろと

  理不尽な我慢を

  強いられてきたし、

  女性は女性で

  「女だから」という理由で色々

  理不尽な制約や言われ方を受け

  我慢を強いられてきたことが

  思い出されます。

 

  そうすると、

  逆にACにならない方が

  レアな気がします。

 

  受講して良かったのが、

  ①自己憐憫を感じずに

  自分を客観的に振り返ることが

  できたことと

 

  ②ACは克服できること

   私自身コーチングアカデミーの

   学びでACによる悩み・苦悩が

   薄くなっていると

   改めて自覚しました。

   (ただし、罪悪感の感じ易さは  

    まだ残っていることに

    つい先日気がつきました。

    ステルス仕様のラスボス級だったため

    ずっと罪悪感が思考や感情の底に

    居座っているとは

    気づいていませんでした。

    現在それに気づき癒し中です。)

  

  ③ACであった経験をプラスに

   変えることができること

   ACは周りの感情に敏感で

   周囲と強調することが

   上手だそうです。

   そして、人の気持ちを

   読むことに長けています。

   このことは、

   過剰に忖度して自分を押し殺しさえ

   しなければ

   長所として機能します。

   実際に私もこの能力に

   仕事上助けられて続けました。

   ※講義ではHSPも含めて

    感じ方の傾向でACと括られ

    ています

 

   受講してみた結果、

   ACには次の6タイプがあるそうです。

   1.アダルトチャイルド

   2.スケーブゴート

   3.ピエロ

   4.ヒーロー

   5.ケアテイカー

   6.ロストチャイルド 

  

   項目チェックをしていくと

   いや、あまり当てはまらない。。。と

   きていたのですが、

   1アダルトチャイルドは

   ヒットしまくりでした。

 

   やはりACだったらしいです、私。

   

   それでも

   今は感謝のワークをすることで

   両親や大嫌いだった父型の祖母についても

   感謝できるようになりました。

  

   そして、最近は

   コーチングで学んだ

   「相手の立場で理解する」を

   意識するようになったため、

   以前のような

   「冷ややかな侮蔑を込めた理解」

   ではなく、

   「それはそれでそう思うのも

    無理ないな。。。

    私にしてきたことが

    良かったかは別にして」と 

   受け止められるようになりました。

 

   過去に囚われていたら

   辛くなるので、

   「負の経験」、マイナスのリソースを

   プラスに変えられるよう

   コーチングの学びを通して

   できるようになりました。

 

   このACの講座を受けてみて

   改めてコーチングを学ぶ機会に

   出会えて良かったと思います。

 

   コーチングでの学びが

   知らぬ間に私の中の

   アダルトチャイルドを

   癒してくれていたのです。

 

   そしてHSS型HSP特有の

   理想の自分を思い、

   負けず嫌いな性格も

   幸いしたと思います。

 

   私の中で

   「悲しい記憶・辛い記憶に

    打ちひしがれている私」

   「過去を恨み嘆き続ける私」は

   敵前逃亡している気がして

   「絶対そこは脱してやる!!!」と

   心の中でずっと

   思っているからです。

 

   もっとも時には

   苛烈さで疲弊して寝込むことも

   あるのでそこは課題です。

   

 

   由貴さんも

   ACであることの負の連鎖は

   断ち切ることができる、

   ACだから過去の辛さは治らない  

   ということはない

   そう言われていました。

  

   「自分の心の傷に気づき、

    その経験があるからこそ

    〇〇ができるようになった」

    と思うことができるし、

    そう気づいて

    想いを書き換えていくことが

    辛い経験をそのままで終わらせず

    超えていくためには

    大切だそうです。

  

    ちなみにこの感情ですが、

    蓋をして見えないことが

    多いそうです。

     

    ですので、 

    講義の中でのワークの中には

    潜在意識に降りていくものが

    いくつかありました。

   

    おかげで私も気づきました。

 

    私もそうですが、

    傷はあると

    辛くてたまらなくなるので

    防衛反応で隠すそうです。

 

    私も癒すところが

    まだあることがわかりました。

 

    最後のシェアタイムで

    「自分の過去の記憶や思考・感情に

     容赦無く

     ひたすら向き合うと

     寝込むことがある」と伝えると

 

    由貴さん曰く

    「タイミングがあるから

     焦らなくて良い。

     そのタイミングがくれば

     (心の準備ができれば)

     潜在意識から上がってくる、

     瘡蓋は無理して

     剥がさない方が良い」

    のだそう。  

 

    そんな由貴さんに

    「イラチなので早く治したい派です、

     ちなみに瘡蓋は

     よく剥がしてました」

     とお伝えしたら

     笑われてしまいました。

 

    時期が来て

    色々な方の力を借りて

    気づくことができて

    成長できるのは

    本当にありがたいと思います。

 

    やはり、

    本当の自分に向き合うことで

    自分の本当の気持ちに

    気づくことが大切なのだと

    改めて思いました。

 

    そして、

    クーパー博士の著書の中にも

    「HSS型HSPは

     自分の気持ちに気づくことが

     都合が悪い場合は

     わざと(無意識に)

     そこから視点を逸らす」

    ということを言われていますが、

    まさにその通りだったなと、

    由貴さんのACの講義を聞いて

    改めて実感しました。

 

    そして、

    無理して自分の過去に

    向き合わないと!!と

    思っていたことも

    肩の力を抜いて

    そこまで自分を追い込まなくても

    良いのだと思えるように

    なりました。

 

    つい、早く成長したいと

    焦る気持ちがここでも

    出ていたようです。

 

    「良い人生」を送るのが

    大切なので、

    そのためには丁寧に

    時間をかけ、

    回り道をすることも大切だと

    思い至りました。

 

    常々私は人生はRPGゲームだと

    思っています。

    

    不死身と言われる魔王を倒すために   

    色々な冒険をし、

    たまたま流れ着いたA村で

    たまたま食事を共にした旅人B から

    不死身と言われる魔王の弱点が

    ある話を聞き、

    それを探していたところ、

    たまたま空腹で倒れているところを

    助けてもらった村人Cが

    実はその弱点を知る賢者Dの知り合いで

    案内してもらえた、なんと!!!

    的な感じです。

    

    

    一見無駄なような壮大な回り道を 

    することで

    経験とスキルを積み、

    魔王に対抗できる力をつけた時

    初めて賢者Dに

    辿り着けることになっている、 

    そんなRPGゲームの世界と

    同じだと思うのです。

 

    焦らずその時々の出会いと

    得られる学びを 

    大切にしていきたいと

    思っています。

  

   

   ちょうど先日

   ご縁があって書家の北村多加さんに

   私をイメージして描いていただいた

   「龍」ですが、

   のんびり優雅に山頂で

   頬杖ついて漂っているような

   龍の文字です。

 

   北村さん曰く、

   「肩の力を抜いて」という

   メッセージが降りてきたとのこと。

 

   まさにそうです。。。

   肩の力、抜くのは大切ですね。

   そして、

   瘡蓋は無理に剥がしてはイケナイ。。。w w

 

   

 

 「傷つきやすいのに刺激を求める人たち」

    ~フォレスト出版

   トレイシー・クーパー著

     (カリフォルニア

     統合学研究所の統合学哲学博士。

     HSPのアーロン博士の

     ドキュメンタリー映画にも

     出演、自信もHSS型HSPと公表)

   時田ひさ子監訳

    (HSS型HSP専門心理カウンセラー)

   長沼睦雄監修

    (精神科医)

 

 

 

 

     

  明日は、  

  HSS型HSPの日常のあるあるを

  お伝えしたいと思います。

  

  

  HSS型HSPの日常・世の中一般で言う「気分屋」とは一線を画す気分屋