HSS型HSPの日常・感情と行動に現れる大まかな両極さ
前回は、
HSS型HSPの
TikTokで紹介した
人の気持ちが読めるので
キャパオーバーしながらも
「自分が我慢して
頑張れば丸く収る」として
自己犠牲してしまうことを
中心にしてお話ししました。
HSS型HSPの日常・繊細な優しさと頼ることが苦手な不器用さ
今回も引き続き、
HSS型HSPの
日常の中で
よくあること・
よく感じることについてのうち、
感情と行動に現れる大まかな両極さ
お話しします。
HSS型HSPは、
・繊細なHSPのわりに気が強いが
感情を出すことについては
遠慮しがち
・予定は一応立てるが
わりと突然浮かんだ考えで変更しがち
・予期せぬトラブル処理は得意だが
作業中に話しかけられると
ポンコツ化する
・温度低めなリアリストだが
実は心の奥に理想と信念とを
秘めている
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これは、
以前Twitterで
発信したことがあるお話です。
HSS型HSPは、
繊細でありながらも
刺激を愛する関係から
度胸が据わっていたり、
物怖じせず社交的であったり
します。
気分屋と一部では言われることも
ありますが、
いわゆる世の中で言う「気分屋」とは
違うと考えています。
というのも、
「気分屋」という文字だけ見ると
相手に自分の不機嫌さを
ぶつけて振り回す人、
すぐに怒るとか、
感情の起伏が激しい人という人を
どうしても連想します。
ですが、
HSS型HSPの場合は
人に当たることは
100％とは言いませんが、
相手のことを考えるので
あまりないと思います。
あくまで、
初対面の打ち解けっぷりからは
打って変わった距離を取りたがる
二度見ましての対応や、
好きだったのに嫌いになるときの
白黒思考発動の蛙化現象、
些細なミスへの
「この世の終わり」レベルの落ち込み、
飽きやすさから
気分屋だといわれるのだと思います。
むしろ気を遣う側なので
気分のままに人に当たり散らし
周りに気を遣わせたり
被害を与える人と一緒にされるのは
心外なくらいではないでしょうか。
なんと言っても
HSS型HSPは
ワクワク感や好き嫌いを
明らかに出すことはあっても、
自分が嫌だと思ったことについては
なかなか言い出せず
我慢し苦悩してしまうことが
多いのですから。
旅行などの外出系の予定変更は
平気で行います。
そこそこしっかり調べていても
新幹線で移動しているとき、
ホテルで朝起きたときに突然
思い立つ行動の方を
優先するのが好きなのです。
ある意味直感優先型です。
そして、
この直感優先が結構良い仕事を
してくれるのです。
別にスピリチュアル風を吹かせ、
HSS型HSPは特別、
というつもりはありませんが、
この変更のおかげで
たまたま「レアな物が見られた」とか
そういう経験ができたりすることが
割とあるのです。
そういうこともあるので、
HSS型HSPの経営者の中には
合理的でありながらも
「直感は大切」だと
思っている方は多いようです。
私も直感に従って
目的地を変えて良かったということが
よくあるので、
この点については賛成です。
予想外の問題勃発に対処するのは
得意で冷静かつ的確に
処理することが多いのですが、
作業中に話しかけられると
集中力の糸が途切れ、
普通の人が集中力を取り戻すより
はるかに時間を要します。
これは感覚処理感受性（SPS)に
よるものと思われます。
感覚処理感受性（SPS)で
状況把握力と対応力に優れます。
寝食忘れ、
時が経つのを忘れるフロー状態に
なるほどの集中力なので、
その落差を考えると
無理からぬこととは思いますが、
このポンコツ化には本当にまいります。
ポンコツ化して犯す些細なミスに
自己嫌悪してイライラが
募るからです。
コーチングの講義で学びました。
そういう時も
「結構なことで！と受け止めよう！」
です。
（因みにこの「結構なこと」は
飛行機が欠航したときにも
結構と思いましょう！という
佐藤さんのだじゃれが私の中で
ツボって心の中でのつぶやきに
採用しているだけです。）
そうすると、
感情に振り回されず
自分が主導権を握れ、
回復が早まります。
HSS型HSPはリアリストでは
ありますが、
理想主義でもあります。
道徳意識や規範意識も
世の中一般より厳しめなくらいです。
公正さや平等を愛し、
正直な人がバカを見ることを嫌う
ところがあります。
また、
クーパー博士の著書の中でも
触れられていましたが、
HSS型HSPは、
「死ぬ時に後悔したくない」
「荒波は乗り越えて
自分にしかできないことをしたい」と、
心の奥底に常にそんな強い切実な思いを
抱いて生きているのです。
私も思った以上に
自分の「人生の目的出し」や
「個性出し」を
人生設計図作成ワークショップや
コーチングの授業等で
体験するたびに
自分の子の思いの強さに
驚かされました。
しかも私の場合、
達成感を大切にすることが
人生の目的に大きくかかわっていることが
この学びの機会で分かったのです。
私自身、
この話と全く同じ。
何をしたいのか、
私のミッションって何？？？と
思いながらもずっと心の中で
くすぶっていた、
この熱くどうしようもなく切実な気持ち
「荒波は乗り越えて
自分にしかできないことをしたい」
に苦しめられ、持て余していました。
私の「人生の目的」は
「自分も人も自己肯定感をあげて、
同じ気質で悩む人みんなが
良い人生だった思えるようにする」です。
当初そう思っていたのですが、
「やはり繊細な私には無理か。。。」と
思い諦めていたのですが、
やはり諦めきれなかったのか
どこかしらいつも引っかかり続け
心の中でこの思いはくすぶり続けて
いました。
（無自覚でしたが）
意図して学んだわけではなかったのですが、
「目的出し」で納得、
そもそもが「かつての自分を救いたい」
スタートなので、
あながち「自分の人生目的」と
やりたいと思っていたことは
ズレズレではなかったようです。
途中で迷走はしましたが。。。
「人生の目的」が分かり
コーチングを学び自己肯定感が
上がってきた今日この頃、
ようやく
「私の起業の原点であり、
進む先を照らしてくれる
灯台的な存在の
大好きで尊敬している方」と
zoomでお話しできました。
ここまで来るのに1年かかりました。
余りに影響を受けすぎ、
私に自信がなくて
近くにいればいるほど
自分の気持ちが分からなくなるため
大好きだけれど距離を
取っていた方です。
秘かにいつかその方の前に
ちゃんと立って
私に「今の私」になれる全ての
きっかけを作ってくださった
ことについてお礼を言おうと思って
いました。
一つ宿題が果たせました。
その方は変わらぬ優しさと
熱さと温かさとで
私がこれから生きて行く上で
必要な励ましの言葉をかけて
くれました。
自分を認めること、
自己肯定感をあげること、
ひいては「人生の目的」を知ることは
やはり大切なことだと
改めて思いました。
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これが大切にできなかったら
「良い人生」とは言えない、
幸せな気持ち、嬉しいと思えない、
それが「人生の目的」です。
人生の目的は
人それぞれ違います。
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「傷つきやすいのに刺激を求める人たち」
～フォレスト出版
トレイシー・クーパー著
（カリフォルニア
統合学研究所の統合学哲学博士。
HSPのアーロン博士の
ドキュメンタリー映画にも
出演、自信もHSS型HSPと公表）
時田ひさ子監訳
（HSS型HSP専門心理カウンセラー）
長沼睦雄監修
（精神科医）
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明日も引き続き、
HSS型HSPの日常のあるあるを
お伝えしたいと思います。