HSS型HSPの日常・DOES(ダス)の長所と脳疲労

 

 

  

  

  前回は、

  HSS型HSPの

  TikTokで紹介した

  周りに合わせて

  うまく役割を演じる

  優れた擬態能力を持つが

  その分自分の気持ちを抑えるので

  自分の気持ち迷子になりやすいことを

    中心にしてお話ししました。

    

 

   HSS型HSPの日常・ギフトでもある優れた擬態能力の功罪

  

   

  今回も引き続き、

  HSS型HSPの

  日常の中で

  よくあること・

  よく感じることについてのうち、

  鋭い感覚処理感受性のため

  脳疲労しがちであることについてを

  お話しします。

 

 

       HSS型HSPは人といるとき、

  相手の反応で

  自分の言葉遣いや話題を

  絶えず調整するので疲れやすい。
 

  これは鋭い感覚処理感受性に由来する

  DOES(ダス)のせい。
  この性質のおかげで、

  一を聞いて十のことを想像する。

  物事をいろいろな観点から

  深く考えて処理するし、

  物事をいろいろな観点から

  深く考えて処理するおかげで、

  調べ物をするときには

  より詳しい情報に辿り着く。
 

  他の人の感情を

  些細な仕草や目線、

  表情の変化から感じ取ったり、

  周囲のちょっとした

  環境の変化にも

  敏感に気づいているのもそのおかげ。
 

  でも得た情報に

  過敏に反応し

  些細な言葉に傷つきやすく、

  嫌な記憶を引きづりやすいので

  ダメージも大きい。

  ただでさえ

  情報の摂取量と分析量が

  人より多いのに、

  好奇心が強いので、

  さらに色々な物を

  無意識で深く鋭く

  観察・分析してしまう。
 

  おかげで脳は常にオーバーワーク。

  だからとても疲れやすいし

  脳疲労で頭痛がすることも多い。

  疲れてくると、

  神経がますます尖り

  繊細さが暴走し、
   ・寝室の目覚まし時計の

  音が気になって眠れない
 ・隣の部屋の時計の音も

   気になって眠れない
 ・頼まれてないのに

  人の世話を焼き始める 
 ・今やらなくていいことを

  始めてさらに疲れる
 ・やらなければいけないことの

  優先順位がブレる
 ・ネガ神が降臨し、

  豆腐メンタル化が加速する
 
  でも安心して。

  そんな疲れた脳と心の回復には、

  まず深呼吸して気持ちを沈め、

  空を見るのが良き。

  

  それから一人時間に

  好きなことをして満喫すると良き。

  そしてぬるめのお風呂に

  ゆっくり入って早めに寝るのが

  一番良き。

 

  

  

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  これは、

  以前TikTokで

  発信したことがあるお話です。

 

  この投稿も少し前の投稿には

  なりますが、

  今も多くの方から共感を頂いて

  います。

 

  やはり一言で言うと、

  皆さん「かなり疲れる」ようです。

 

  中にはなぜご自分が疲労するのか

  分かっていなかった方も

  いらっしゃいました。

 

  私も自分が何となく 

  疲れる原因は推測していましたが、

  (分析・検証大好きの気質なので

   推測は当たっていました)

  それが繊細さの気質からだとは

  気付いていませんでした。

 

  当時は単に神経質なからだと思い、

  普通の人はそんなことはないのに、

  疲れる自分がすごく嫌でした。

 

  長所の方は全く気質のおかげだとは

  気づかず、

  ただ単に料理が得意な人、

  ピアノが得意な人と同じく

  単なる突出気味な得意なことだと

  思っていました。

  

  この気質を知って学んで初めて

  この「得意なこと」が

  自分が嫌でたまらない「神経質な私」

  とセットになっていると知り、

  絶句しました。

 

  気質のことを知ってからは

  なるほど、それなら

  脳を使いすぎるから

  オーバーヒートで脳細胞が

  「疲れたよ、我々は断固として

   休息を要求する!!!」と

  スト気味に偏頭痛を

  起こさせているのだなと思いました。

 

  偏頭痛がすると、

  全ての思考が止まり、

  暗い部屋で布団の中で丸くなり、

  ひたすら痛みが鎮まるのを待つ、

  下手をしたら3日ほど続く

  (さすがに仕事は3日は

   休みませんでしたが)

  こともよくありました。

 

  尊敬するHSS型HSPの方から、

  「考え過ぎるから偏頭痛がするんだよ、

   決断する時は3秒で決める。

   それ以上考えないのがオススメ」

  と言われました。

 

  以来それを極力実行するように

  しているのですが、

  おかげで偏頭痛は

  劇的に改善しました。

 

  ・・・もちろん、3秒での決断は

  まだもう少し時間がかかりますが。。。

 

  深呼吸も効果的です。

  空を見てすると思考が止まりますし、

  そもそも考えていることが

  意外と小さいことだったと

  我に帰ることができます。

 

  瞑想をするのも良いようです。

  ぬるめのお湯で気持ちを緩め、

  早めに寝ることが

  大切だと思います。

 

  疲れ切り過ぎると

  神経が昂って、

  尖ってしまって眠れなくなって

  しまうので、

  ぬるめのお湯でぼんやり

  思考を止めて

  ゆっくりすることが大切です。

 

  偏頭痛がしなくても

  投稿した内容のお疲れサインが

  出てきたら、

  「持続可能な活動」のため

  休息を優先するようにしています。

 

  ただ、若い頃は自分がまだ

  無理が効くと思っているので

  過信して頑張りすぎ、

  上半期・下半期に1回づつは

  繁忙期などを乗り切った後 

  気が緩んだその瞬間に

  疲労が一気に押し寄せ、

  起き上がれなくなり

  完全に3日ほど

  寝込んでいたことがあります。

 

  しかも「社畜」というか、

  ワーカホリックだったので

  大体早くて木曜日くらいに

  寝込んで週休日にかけて寝込み、

  月曜日から復活!という

  ことをやっていました。

 

  自分の体力と繊細さとを自覚し、

  疲労度合いの許容範囲を

  把握しておくことが、

  無理なく持続可能な仕事スタイルだと

  今なら思えます。

 

  そもそもが

  人と接することで疲労するし、

  直接接さなくても

  人のいる職場では音や気配を

  常に感じるので疲れるのです。

  電話の音、AV機器の音、

  電話での相手の顔が見えない会話も

  神経を使います。

 

  普通の人よりも情報をたくさん

  キャッチしているので、

  脳は性質上

  キャッチしたものはある程度

  処理の細かさは別にして  

  処理するので働く量が

  どうしても増えてしまいます。

 

  人間関係以外にも

  こうした職場の環境に悩むことが

  HSS型HSPに多いのも

  納得です。

  

  とはいえ、

  会社勤めの場合は

  HSS型HSPだからといって

  特別な環境は用意されません。

 

  疲労しないよう、

  (この手の疲労は地味に蓄積し、

   蓄積がメンタルに地味に

   こたえます)

  自分の気質を知って対処することが

  自衛ということで

  求められるので、

  脳疲労のサインには気をつけたい

  ものです。

 

  やはり

  生活の糧を得ることで、

  心身の健康を損ねては

  元も子もないので。。。

 

  

 

 「傷つきやすいのに刺激を求める人たち」

    ~フォレスト出版

   トレイシー・クーパー著

     (カリフォルニア

     統合学研究所の統合学哲学博士。

     HSPのアーロン博士の

     ドキュメンタリー映画にも

     出演、自信もHSS型HSPと公表)

   時田ひさ子監訳

    (HSS型HSP専門心理カウンセラー)

   長沼睦雄監修

    (精神科医)

 

 

 

 

     

  明日も引き続き、  

  HSS型HSPの日常のあるあるを

  お伝えしたいと思います。

  

 

  HSS型HSPの日常・我慢強さと繊細さと白黒思考の発動