HSS型HSPの日常・「キャラ調整マイスター」能力と脳疲労

 

 

  

  前回は、

  TikTokで紹介した

  HSS型HSPの

  不安感が強いのは

       脳内の扁桃体が

       頑張りすぎることと

        セロトニンの量が

        少なめなことによるといった

  ことを中心にお話ししました。

 

 

   HSS型HSPの日常・HSS型HSPが人より不安感が強い理由

 

  

  今回も引き続き、

  HSS型HSPの

  日常の中で

  よくあること・

  よく感じることについてのうち、 

  人に合わせて自分をうまく

  調整することが得意な分、

  脳が疲労しやすく

  休息による回復が必要であることを

  お話しします。

  

 

  HSS型HSPは、

  人に合わせて

  自分の見せる部分を調整する

  「キャラ調整マイスター」。
 

  人と話すときは

  いつも無意識に相手の表情、

  言葉や仕草、

  雰囲気を逐一観察・分析して

  脳内にデータベース化している。
 

  特に初対面の相手には、

  相手をどういう人か

  判断するために観察レベルが

  跳ね上がる。
  

  相手の服装や持ち物含め

  鋭く観察した結果を元に、

  相手に合わせて

  自分のキャラクターを調整する。

  HSS型HSPは、

  無駄な摩擦を避けるよう、

  周りから浮かないよう、

  自分の行動や反応を

  人に応じてうまく使い分けている。

  これは幼い頃から、

  人との違いから

  「あの子、変わってるね」

  「なんか違うよね」と

  陰口を言われたり、

  仲間外れにされた

  辛い経験に由来する。
 

  繊細で傷つきやすい自分を

  守れるように

  生まれつき備わっている

  本能的な防御策で、

  神様からのギフト。
 

  だから人当たりがよく、

  誰とでも

  うまく合わせることができる。

  人に合わせて

  表現を自在に変えられるので、

  説明もうまい。

  でもその分脳はいつもフル稼働。
  好奇心旺盛なので、
  そもそも詰め込む情報が多く

  脳は疲れを溜めやすい。
  脳疲労が臨界点に達すると

  豆腐メンタル化が一気に加速し、

  ネガ神が降臨する。

  そうなる前に一人時間の休息と

  睡眠による疲労回復が欠かせない。

   

 

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  これは、

  以前TikTokで

  発信したお話です。

 

  HSS型HSPは、 

  人に応じて言葉遣いや

  表現を使い分けます。

 

  相手の理解度に応じた使い分けを  

  することが得意なのは、

  相手を観察して

  分析するからです。

  

  大なり小なり

  その人の知的水準は

  使っている言葉の端々に

  顕ます。

  それに服装などからも

  推測できます。

 

  差別するとかそういう気持ちで

  観察するのではなく、

  ただ単に「どう振る舞うのが

  最適解か?」

  「どう説明するのが一番分かって  

   もらいやすいか?」

  を見極め、

  弾き出した最適解の通りに

  振る舞いたいから

  観察・分析するのです。

 

  その観察・分析

  結果を元に相手に応じて

  説明する言葉遣いや表現の

  難易度を調整します。

 

  おかげで、

  説明がわかりやすいと

  言われることが多いです。

 

  TikTokで投稿したときも

  言葉遣いは瞬時に変えるとか、

  AさんとBさんがバッティングして

  困ることがあったとか

  (私もありました)  

  良い能力だけれど

  自分を持っていないと感じることが

  あるのが嫌だとか

  (私もそう感じることがあり、

   特技だと思うけれど

   同時に悩むこともありました)

  自覚はなかったけれど

  人に指摘されて気づいた、

  1人回復時間は本当に必要、

  この能力で疲れやすい、

  といったコメントをいただきました。

 

  投稿したのは少し前になるのですが、

  今でもまだいいねの共感を

  多くの方に頂いています。

  

  調整する能力は便利で良いけれど、

  その分自分が見えなくなることもあるし、

  非常に脳が疲れます。

 

  やはりHSS型HSPは

  脳疲労が普通の人よりも

  溜まりやすいのだなと

  改めて思いました。

 

  調整しようと思って

  調整しているのではなく、

  無意識・全自動なので

  ある意味、

  疲れるからやめたくても

  辞めることができないのです。

 

  人によりさらにその

  観察力も違いますし、

  調整力も違います。

  言葉を選ぶのは、

  かなり神経を使うので

  脳にとってはかなりな

  負担になります。

 

  この辺りは

  HSS型HSPではない方にとっては

  わかりにくいことであり、

  なんでそんなに疲れるの?と

  日常の中で思われる点かもしれません。

 

  投稿してコメントや

  共感をいただくと

  同じ悩みや感じ方をしている方の

  多さを改めて感じます。

 

 

 

 「傷つきやすいのに刺激を求める人たち」

    ~フォレスト出版

   トレイシー・クーパー著

     (カリフォルニア

     統合学研究所の統合学哲学博士。

     HSPのアーロン博士の

     ドキュメンタリー映画にも

     出演、自信もHSS型HSPと公表)

   時田ひさ子監訳

    (HSS型HSP専門心理カウンセラー)

   長沼睦雄監修

    (精神科医)

 

     

  明日も引き続き、  

  HSS型HSPの日常のあるあるを

  お伝えしたいと思います。

  
 


  HSS型HSPの日常・距離感を大切にする人好きで人嫌いで冷たく優しさ溢れる人々