HSS型HSPの日常・相反する気質同士がシーソーゲームする気質の特徴

 

  

  

  前回は、

  Twitterで紹介した

  HSS型HSPと

       世の中一般の人との行動や感じ方、

       考え方の違いについて

       中心にしてお話ししました。

    

 

   HSS型HSPの日常・世の中一般との考え方、行動、感じ方の違い

  

   

  今回も引き続き、

  HSS型HSPの

  日常の中で

  よくあること・

  よく感じることについてのうち、

  HSS型とHSPの相反する気質のため

  性格も行動も矛盾を孕む、

  HSS型HSPの代表的な特徴を

  お話しします。

 

 

        HSS型HSPの心の中では

  刺激を求める強気なHSS型と

  繊細で心配性なHSPの気質が

  常にシーソーゲームしている。


  だから、

  基本性格は両方の気質が現れるので、

  「社交的な人見知り」

  「心配性なチャレンジャー」、

   打たれ弱いのになぜか妙に強気な

  「ガラスハートの自信家」

  「群れに憧れる一匹狼 」など

  さまざまな矛盾する顔を合わせ持つ。

  この相反する気質のため

  とる行動にも当然、

  常に矛盾が付きまとう。
 

  そんなHSS型HSPの愛すべき特徴は

  ・自分の深掘りが好きで、

   凝ったユーモアが好き
  ・好き嫌いがハッキリしていて、

   馴れ合いを嫌う
  ・自分をいつも後回しにして、

   当たり前のように我慢する
  ・繊細で猜疑心が強く、

   弱気になると深読みが暴走しがち
  ・命令された途端にやる気がなくなる

   「やる気のあった天邪鬼」
  ・嫌な記憶を反芻して、

   やたらと落ち込む時間が長い
  ・心配性なビビりだが、

   腹を括ると一気に強くなる
  ・転職回数がやたらと多い

   そして、

   曖昧さを許容するのが苦手なので、

   基本思考は白黒思考でグレーはなし。
 

   問題に行き詰まると

   リセット思考が発動し、

   人間関係の破壊と再生を繰り返す。

  

   

 

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  これは、

  以前TikTokで

  発信したことがあるお話です。

 

  投稿した時にとてもわかりやすい

  自分の気質がよく分かったという

  ありがたいコメントをいただきました。

 

  やはりシーソーゲームの感覚を

  感じられるそうで、

  共感のコメントをいただきました。

 

  転職回数もやはり多いようです。

  

  仕事の時は強気、

  仕事以外では話しかけるタイミングに

  悩んでしまう、

  人からどう思われるかとか

  考えて発言してしまうという

  コメントをいただきました。

 

  読みながら私のようだと

  思いました。

  しかも、

  「長縄跳びに入るタイミングを

   見失っているよう」と 

  その状況と気持ちを

  絶妙な例えで教えてくださった

  方もいます。

  

  この辺りの捻りの効いた

  絶妙な例えもHSS型HSPの同胞だなと

  嬉しくなりました。

 

  HSS型HSPは、

  仕事の時は強気、

  仕事ではない時は

  「仕事だからという言い分?、

   錦の御旗」

  が自分の中で成り立たなくなるので

  仕事以外の時は

  「話すタイミング」を必要以上に 

   気を使うようになるのです。

 

  同じように考える方は

  多いようで、

  Twitterで他の方の投稿へのコメントにも、

  上司や同僚に

  仕事のことを話す時、

  ものを頼む時に話すタイミングに悩む、

  タイミングに悩むから頼まず自分でやる、

  と言われる方が結構いらっしゃいました。

 

  気質だと知らなければ

  この相反する性格は

  かなり悩みます。

 

  私の投稿に限らず、

  色々な方の投稿へのコメントを

  見ていて一番思うのが、

  気質だと知って楽になった、

  ずっとおかしい気がして

  悩んでいたと言う

  コメントがやはり多いことです。

 

  私自身も

  やまさんのTwitterの投稿を読んで

  HSPの枠に収まらない自分は

  おかしいのではなく、

  HSS型HSPという

  刺激と繊細さ両方を持つ気質だと

  知って救われ、

  涙しました。

 

  同じように自分の気質を知らない方が

  まだまだ多いのだなと

  思いました。

 

  もっとも、 

  最近TwitterもTikTokも

  HSS型HSPの関係の投稿が

  1年前に比べたら格段に増えたので、

  自分の気質を知る機会が増えたと

  思うので良かったなと

  思います。

 

  そして、

  大切な人がHSS型HSPの場合、

  その人を理解するのに

  役立ってくれると 

  嬉しいなと思います。

 

  HSS型HSPは自分の気持ちを

  表現するのが苦手なので。

 

  特に理解してもらえない、

  と思った瞬間に

  傷つきたくないので話すのをやめ、

  自分の心に蓋をしてしまうからです。

 

  私自身

  そういう傾向があるので、

  諦めず話すように

  していきたいと思います。

 

  最近姉に感じ方について話せるように

  なりました。

 

  そうすると、

  割と毎回新鮮に驚いてくれます。

  家族といっても

  姉は18歳の時に家を鉄砲玉のように

  飛び出てからは

  戻ってこなかったので

  私の複雑な気質が

  大人になってからさらに複雑さを

  増したことを知らないからです。

 

  私もあえて見せてこなかったので。

  姉は気遣いはものすごくできるけれど

  いわゆる「繊細」とは

  程遠い人なので私の気持ちは

  言っても理解できないし、

  困惑されるのがわかりきっていたので

  話してきませんでした。

 

  ここに来てようやく

  姉とそういう話ができるようになったのは、 

  仕事も辞めて、

  ようやく本来の自分を出すことを

  許せるようになった、

  私の成長の証なのだと思います。

 

 

 

 「傷つきやすいのに刺激を求める人たち」

    ~フォレスト出版

   トレイシー・クーパー著

     (カリフォルニア

     統合学研究所の統合学哲学博士。

     HSPのアーロン博士の

     ドキュメンタリー映画にも

     出演、自信もHSS型HSPと公表)

   時田ひさ子監訳

    (HSS型HSP専門心理カウンセラー)

   長沼睦雄監修

    (精神科医)

 

     

  明日も引き続き、  

  HSS型HSPの日常のあるあるを

  お伝えしたいと思います。

  

  
     HSS型HSPの日常・人に受け入れられやすい人を演じてしまう