HSS型HSPの日常・好奇心からのやる気と飽き性と強い使命感

 

  

  

  前回は、

  Twitterで紹介した

  HSS型HSPの

  人の気持ちは読むが

  自分の気持ちは隠す、

  社交家だが大人数での会話は苦手、

  大胆だが些細なことで動けなくなり、

  自分の独自の視点を愛すが

  人の評価は気になる

  そんな複雑な内面についてを

  中心にしてお話ししました。

    

 

   HSS型HSPの日常・繊細さに端を発する複雑な内面の持ち主

  

   

  今回も引き続き、

  HSS型HSPの

  日常の中で

  よくあること・

  よく感じることについてのうち、

  好奇心旺盛で行動力もあるが

  意外と慎重、

  飽きやすさもあるが使命感にかられ

  やり遂げる熱さも持っている。

  お話しします。

 

 

  HSS型HSPは、
     「知らないことは知りたいし、

        やってみたい」の好奇心の塊で、

  「思い立ったが吉日」で

  実行せずにはいられない超行動派。


  でもHSPの心配性が発動すると

  状況は一変し

  超慎重派に変貌する。

  

  頭ではやってみないと分からないと

  分かっていても、

  持ち前の警戒心の強さから

  つい考えすぎてしまうのだ。

 

  考えれば考えるほど不安が湧き、

  踏み出せなくなる。

 

  完璧主義からの失敗恐怖症や

  人からの評価を恐れて

  なおのこと足がすくんで

  動けなくなる。
 

  弱気になると

  普段なら機能する判断力も

  鈍り機能しなくなる。

  人に感情を読まれたくないので、

  内心はガクブル心臓バクバクでも

  基本冷静さを装い

  動揺は決して気取らせない。
 

  やる気満々で始めても

  飽きやすいので、

  情熱が続かずゴールが遠いし

  辿り着けないこともある。
 

  そんなHSS型HSPだが、

  向上心は強く

  「死ぬ時に後悔したくない」

  「荒波は乗り越えて

  自分にしかできないことをしたい」、

  心の奥底に常に

  そんな強い切実な思いを抱いている。
 

  公平性を愛し、

  人の役にたつのが好き、

  特に「みんな」や「これと思う人」の

  役にたつのが好き。
 

  責任感が強いので、

  役に立っていると思うと

  気分が高揚し、

  「ワシがやらねば誰がやる状態」になると

  使命感に燃え、

  キツくても頑張り

  ついにはやり遂げる。
 

  HSS型HSPは、

  繊細だがそんな強さと熱さを

  胸に秘めている

   

 

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  これは、

  以前TikTokで

  発信したことがあるお話です。

 

  飽きやすさもさることながら、

  「自分がやらねば誰がやる」

  スイッチが入ってしまい、

  人がやりたがらない仕事を

  ついやってしまう、

  

  つい色々シミュレーションして

  結局できなかったことがある

  といった

  コメントをいただきました。

  

  私も「自分がやらねばスイッチ」が

  入って頑張りがちな

  性質があります。

 

  この使命感があるから

  頑張れる面はあるのですが、

  いわゆる「貧乏くじ」を

  引きがちなのかもしれません。

 

  放置しておくことの方が

  私にとっては嫌なので

  貧乏くじだとは思いませんが、

  損な性分だなと自嘲しながら

  頑張ることをやめられなかった

  経験を思い出します。

 

  自分の動揺している様子は

  人に見せたくないので

  意地でも平静を装う傾向が

  HSS型HSPにはあるようです。

  

  これは美学でもありますし、

  プライドの高さなのだと

  思います。

 

  Twitterでこの関係のテーマの

  投稿をした時や、

  他の方の投稿への感想にも

  自分の動揺は人に悟られたくないから

  平静さを装うし、

  人にはそんなに動揺しているようには

  見られないといった

  趣旨の話がありました。

 

  豆腐メンタルな時もあるのですが、

  この時の動揺とはちょっと意味が違い、

  豆腐メンタルな時は

  そこまで隠す気がないのですが、

  動揺系は隠したい傾向が

  強いのだと思います。

 

  動揺をこれだけ抑え切れる

  強い意思力があるのに、

  なぜあんなに

  弱気になるのか、

  他の方も含めて、

  HSS型HSPのこの部分は

  自分でも謎に思います。

 

  そこは人間なので

  アンバランスで愛すべき特性なのだと

  思うようにしています。

 

  途中やめになった場合、

  自分で「また続かなかった…」と

  嫌悪感は感じます。

  

  この「続かない」という点は

  HSS型HSPにとって

  何かをするときに

  「喉にひっかった小骨」のような

  鈍い不快感になることが

  多いのだと、

  いろいろな方のコメントや

  ネットでの情報を見ていて

  感じます。

  

  何となく「今回もかな…」と

  うっすら感じさせる

  自己嫌悪というか、

  自己信頼の薄い揺らぎ、

  そんな感じです。

 

  実際に続かない場合もあるし、

  貫徹する場合もあります。

  

  それでもつい

  「できていない時」の方に

  フォーカスしてしまうのです。

  

  いわゆる認知の歪みです。

  普通の人もこの「認知の歪み」が

  元で落ち込むことがあるのは

  書籍やメディアでも言われています。

 

  HSS型HSPの場合は、

  ただ普通の人より

  その傾向が強い、

  そんな気がしています。

  

 

 

 

 「傷つきやすいのに刺激を求める人たち」

    ~フォレスト出版

   トレイシー・クーパー著

     (カリフォルニア

     統合学研究所の統合学哲学博士。

     HSPのアーロン博士の

     ドキュメンタリー映画にも

     出演、自信もHSS型HSPと公表)

   時田ひさ子監訳

    (HSS型HSP専門心理カウンセラー)

   長沼睦雄監修

    (精神科医)

 

     

  明日も引き続き、  

  HSS型HSPの日常のあるあるを

  お伝えしたいと思います。

  

  

  HSS型HSPの日常・瞑想が苦手で気を遣われるのが苦手でオンリーワンが好き