HSS型HSPの日常・気質の特徴と大切にしたい考え方

 

  

  

  前回は、

  TikTokで紹介した、

  HSS型HSPは、

  スロースターターで

  意味のない丸暗記・暗唱が苦手、

  意味が見出せないと

  単調作業では力を発揮できない、

  工夫する余地があれば

  単純作業も頑張れるし、

  業務改善に力を発揮する。

  といったことを

  中心にしてお話ししました。

    

 

   HSS型HSPの日常・意味のない作業が苦手で工夫するのが好き

  

   

  今回も引き続き、

  HSS型HSPの

  日常の中で

  よくあること・

  よく感じることについてのうち、

  繊細、白黒思考をしがち、

  観察・心理分析をするのが好き、

  自己肯定感は低いといった特徴と、

  ダメな自分を認めることの

  大切さについてを

  お話しします。

 

 

   HSS型HSPは
  ・繊細
  ・負けず嫌い
  ・プライドは山
  ・自己肯定感は海溝
  ・度胸と行動力は抜群
  ・観察・心理分析が趣味
  ・本質を見抜くのがはやい
  ・白黒思考の夢見るリアリスト
  ・集中力の持続が短めな短距離型
  ・小事ほど悩むが大きな決断は超得意

  ・お守り言葉:
   ダメな自分を認められなくてもOK

   

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

  これは、

  以前Twitterで

  発信したことがあるお話です。

 

  HSS型HSPは

  刺激を愛するHSS型の特性と

  鋭い感覚処理感受性による

  観察力と分析力、

  判断力に裏打ちされた

  行動力があるのにも関わらず、

  自己肯定感が低いところがあります。

 

  それはおそらく、

  完璧主義だからだと思われます。

  HSS型HSPは、

  「より良い自分」になりたいという

  比類ない向上心を持っています。

  

  ちなみに

  こういったより良い自己への

  向上心ですが、

  クーパー博士の著書によると、

  ドンブロスキの積極的分離理論の

  話のところに記載がありましたが、

  35%の人しか持っていない

  マイナーな傾向だそうです。

 

  そして、

  この鋭い感覚処理感受性のおかげで

  本質を見抜くことが得意です。

 

  曖昧さが苦手であるため

  HSS型HSPは割と白黒思考を

  しがちです。

  

  ただ世の中は「白黒」で

  割り切れないものや

  決めてしまわない方が良い場合、

  今は決めない方が良い場合など、

  色々あります。

 

  このHSS型HSPの白黒思考は

  幼さのある意味表れであり、

  グレーを許容できるように

  なることが大切です。

  

  白黒思考になると

  高確率でリセット願望もセットで

  湧き上がってくるので

  なおさらです。

 

  この点は書籍や色々なメディアでも

  言われている点です。

  もちろん、

  HSS型HSPの気質に限定というより

  この考え方自体が

  普遍的な考え方でも

  ありますので。

  

  飽きやすい気質を持っているため、

  集中力は基本短めです。

  

  最も本当に集中する時には

  時間を忘れて、

  それこそ寝食忘れて長時間

  没頭していることもあります。

  この場合は大体フロー状態なので

  時間が経っているという

  意識さえないのが正解です。

  

  ふと我に帰った瞬間、

  疲労や空腹を一気に覚える、

  そんな感じです。

 

  そして大胆に決断できる割に

  小さいことについては

  つい完璧主義が発動するのか

  クヨクヨ考えたり、

  優柔不断さが出てしまいます。

 

  それは恐らく決断するのを

  間違えたくないという

  思いが強いからだと思います。

 

  大きな時ほど

  自分の中で「これ!!!」という

  確信が持てない場合、

  この決められない、

  決めた後もそれで良かったかと

  悩んでしまうのだと」思います。

 

  大したことがないことほど、

  無意識に損をしたくない、

  そう考えるのだと思いますし、  

  決断する時の気合がそもそも

  違っているのだと思います。

 

  私自身、高額の商品の購入の決断は

  自分にとりこれは必要!、

  と思えば即決に近くできるの

  ですが、

  意外にダイソーでの買い物、

  398円や1, 000円以下の買い物で

  悩んでしまうことがあります。

 

  書籍購入で30分くらい

  書店で悩んだこともあります。

 

  流行りの文庫本で、

  ものすごく高額というわけでは

  ないのですが、

  すごく悩み、結局その日は買えず 

  考えた挙句結局翌日勝ったり、

  買わなかったり、

  服の通販のセール時の購入の場合は

  悩む時間がかかりすぎて、

  注文する頃に

  商品が売り切れている場合も

  よくあります。

 

  人生を見つめ直す

  人生設計図作成ワークショップに

  ハワイに行くのはほぼ

  即決だったのですが。。。

  (パスポートが切れている問題を

   別にすると)

 

  多分服や本はなくても 

  困らない、

  仮に売り切れても「あー残念」

  くらいでサラッと済むからだと

  思います。

  

  決断力のエネルギー量の配分が

  一般の人と違うのが

  面白いと思います。

 

  この点については、

  この時の投稿、童謡テーマの投稿、

  他の方の発信へのコメントでも

  同じように大きな決断は得意だが、

  小事こそ悩んで決められない

  といったものを多く見かけます。

  

  それだけ同じような傾向を

  HSS型HSPは持っているようです。

 

  そして、

  自分を認めることが苦手で、

  自分を認めることが大切なのは、

  もろもろの書籍や

  Twitter等での投稿でもよく見るので

  分かってはいるけれど、

  心の底からはできない、

  といった傾向がHSS型HSPでは

  あるように思います。
 

  心底納得しないとできない、  

  そういう傾向があることも

  色々な場面で遭遇するので納得です。

 

  ダメな自分を認められないのであれば、

  ダメな自分を認められない自分ごと

  認めてしまえば良いのだと思います。

 

  認められない自分を肯定する、

  それこそがありのままの自分を

  否定せず認めることだと

  思います。

 

  いつかはダメな自分でもいいや、

  そう軽やかに思える日が来れば

  良いなと自分を含めて、

  そう思います。

 

  私もこの自分を認めるという

  ことには本当に苦労しました。

  

  そういう時に

  本当にありのままを認めるなら

  ダメな部分ごと認めれば良い、

  という考え方を知って

  救われたように感じました。

 

  そして、

  この考え方を受け入れた時から

  だいぶ自分に対して優しく

  できるようになったと思います。

 

  クーパー博士の書籍の中で

  常田先生も言われていましたが、

  ありのままの自分を知ること、

  認めることは

  HSS型HSPが充実した人生を

  送るためには大切なことだと

  思っています。

 

  自分を肯定する、

  これが私の人生課題だと

  ハワイでの

  人生設計図作成ワークショップで

  実感しました。

 

 

 「傷つきやすいのに刺激を求める人たち」

    ~フォレスト出版

   トレイシー・クーパー著

     (カリフォルニア

     統合学研究所の統合学哲学博士。

     HSPのアーロン博士の

     ドキュメンタリー映画にも

     出演、自信もHSS型HSPと公表)

   時田ひさ子監訳

    (HSS型HSP専門心理カウンセラー)

   長沼睦雄監修

    (精神科医)

 

     

  明日も引き続き、  

  HSS型HSPの日常のあるあるを

  お伝えしたいと思います。

  

  


  HSS型HSPの日常・繊細さに端を発する複雑な内面の持ち主