HSS型HSPの日常的なあるある紹介116(個性の取説)

 

  

  

  前回は、

  Twitterで紹介した

  HSS型HSPは

  脳疲労や自律神経の乱れのため

  偏頭痛をおこしやすいことを  

  中心にしてお話ししました。

    

 

   HSS型HSPの日常的なあるある紹介115(感覚処理感受性)

  

   

  今回も引き続き、

  HSS型HSPの

  日常の中で

  よくあること・

  よく感じることについてのうち、

  世の中一般とHSS型HSPとの違いについてを

  中心にお話しします。

 

 

  

 

 

 

 

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  これは、

  以前Twitterで

  発信したことがあるお話です。

 

  HSS型HSPは

  割合にして人口6%、

  AB型の割合が人口10%であることから

  考えても、

  少数派です。

 

  そのため考え方の傾向も

  一般の人とは少々異なります。

 

  例えば、

  ある程度時間がたてば 

  たいていの人は

  自分の失敗を忘れます。

  細々と思い出すことは少ないと

  思います。

  

  ところがHSS型HSPは

  かなり鮮明にその記憶を思い出すのです。

  誰がどう言ったとかを

  映像つきで思い出すこともしばしば、

  なので当時の記憶が生々し過ぎて

  なかなか忘れられないのです。

  

  そのため似たような場面があると 

  一歩を踏み出すことを

  恐れてしまうという傾向も

  あります。

  本当はもう成長していて

  気にする必要はなかったりするのですが....・

 

  また、負けず嫌いなところもあるので

  受けた屈辱と思えばなおのこと

  そのとき感じた出来事は

  記憶に残り、

  同じ轍は二度と踏まないと

  強く心に誓ったりします。

 

  多くの人は団体行動、というより  

  「日本人を海に飛び込ませるには

   『みんな飛び込んでますよ』と言えば良い」

  という、

  有名なタイタニック号ジョークで

  日本人の気質についてそう言われるように、

  横並びで人と同じことを

  するのが安心だと言った方が

  良いかもしれません。

 

  ところがHSS型HSPは

  自分でさっさとやりたいことはやる、 

  という気質が強いです。

  この点はHSS型の刺激追求因子に

  影響を受けており、

  同じHSPでも

  HSPにはない点です。

  

  「みんなと仲良く」

  「人を嫌ってはいけない」

  「人を許さなければい」という

  建前の呪縛に、

  HSS型HSPの方が一般の人より

  精神の成長や

  あるべき理想の自分の姿を

  求める傾向があるので、

  縛られやすいです。

 

 

  それは、  

  心理学の積極的分離理論を提唱した

  ドンブロスキによると

  世の中の65%の人が一般常識の影響を受け、

  社会に同調して

  うまく生きていくらしいそうです。

  HSS型HSPはその

  残りの35%の、

  上手く同調して生きていけない

  ヒトビトに該当するのです。

 

  つまり  

  残りの35%は自己の自己の成長を

  望むなどして、  

  自分とむきあったりして

  既存の枠組みの中で悩む

  ということなのです。


 

  HSS型HSPが

  自分を後まわしにするのは

  繊細で相手の気持ちを

  思いやることができるから。 

  同時に

  感覚処理感受性(SPS)により

  自分より相手を優先した方が

  うまく状況がまわるという

  状況把握能力があるからです。

 

  また、

  場合によっては

  嫌われることや非難されることを

  恐れて自分を後まわしに

  してしまうこともあります。

 

  HSS型HSPは

  飽きやすいですが、

  自分を後まわしにすることなど

  我慢を強いられる状況でも

  状況把握が得意な分、

  背景が分かりすぎて

  文句を言うのが苦手なのです。

 

  このため、

  我慢が一般の人よりも

  得意というか、

  時間が長いです。

  我慢が苦手であるがゆえに、

  世の中には

  「我慢が美徳」という考えがあります。

 

  ところが

  HSS型HSPの場合は、

  我慢できない自分を許せないため、

  限界まで我慢し、

  限界を超えて壊れてしまうことが

  多々あります。

 

  その例が

  「置かれた場所で咲きなさい」という

  言葉です。

  この言葉も身心の偏重を来すまで

  我慢してそこで働きなさいとは

  言っていないと思うのですが、

  いかんせん、

  広まっているのは、

  「文句を言わず、

   つらく苦しくても

   その場所で精一杯生きることが大切」

  「石の上にも三年というでしょ」

  的な耐え抜け・根性論的な

  内容だと思います。

 

  HSS型HSPの場合は

  耐えられない自分を弱いと思い、

  頑張ろうとしてしまいます。

  その結果、

  そもそも感覚処理感受性(SPS)の関係で

  刺激を受けて疲れやすい中

  精神的な負荷が大きくなりすぎると

  壊れるのです。

 

  Twitterでも

  置かれた場所で咲きなさいのことから、

  「でも壊れたらダメ、自分を大切にして」

  という発信をよく 

  見ることがありました。

 

  私も我慢しすぎて壊れたので

  よく分かります。

  

  最も、

  この壊れた経験があったからこそ、

  今のように

  自分を大切にしたり、

  自分の本心を見つめることが

  できるようになりました。

 

  そういう意味では

  ドンブロスキの言うように

  価値感の破壊の過程で 

  苦しみながら成長する35%に含まれる

  ことに納得しかありません。

 

  Twitterを通して

  自分を大切にすること、

  ひいては傷つき、限界に来ている自分を

  認めること、

  それでもなお、

  限界が来ていることを認めたくない自分ごと

  認めることの大切さを  

  知りました。

 

  まさに痛みを味わいつつの成長です。

 

 

 

 「傷つきやすいのに刺激を求める人たち」

    ~フォレスト出版

   トレイシー・クーパー著

     (カリフォルニア

     統合学研究所の統合学哲学博士。

     HSPのアーロン博士の

     ドキュメンタリー映画にも

     出演、自信もHSS型HSPと公表)

   時田ひさ子監訳

    (HSS型HSP専門心理カウンセラー)

   長沼睦雄監修

    (精神科医)

 

 

     

  明日も引き続き、  

  HSS型HSPの日常のあるあるを

  お伝えしたいと思います。

  

  HSS型HSPの日常的なあるある紹介117(個性の取説)

 

  に続きます。

 

 

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  ここまで私が成長できたのも

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  特質を知り、

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  Twitterを通して

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  Twitterを通して強制的に成長できたこと

  挑戦したこと、

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  ※Twitterの方で読んでくださった

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