世界観episode2~保育園の女友達(HSP幼少期編)

 ・保育園で人との比較と劣等感を知る(その①)

 

 ※前回は自己紹介と家庭環境の紹介

 世界観episode1~HSPの私の家族(HSP幼少期編)

 

 

 今思えば、

 保育園は、

 他人と自分の違いを

 無意識に細かく観察し、

 分析して

 劣等感を覚えて傷つくという、

 HSPの特性を発動した

 人生で最初の場所でした。

 

 そのことをお話します。

 

 

 保育園に行く前の私は、

 基本遊び相手は

 4歳上の姉とそのお友達。

 みんなに可愛がってもらえ、

 尊重してもらえる

 幸せな環境にいました。

 

 保育園では

 同い年の女のお友達。

 先生の一般的な価値観など

 色々戸惑うことに遭遇しました。

 

 

 

 保育園で最初に戸惑ったのは

 自分と明らかに容姿の違う

 同い年の女の子でした。  

  

 保育園の女の子達は

 ふわさらのロングヘアで、

 可愛い子供服や

 レースやピンクのリボンのついた

 ソックスを身につけていました。

 お弁当箱もサンリオの可愛い系です。

 

 当時共働きの両親の時短のため、

 私も姉も髪の毛はいつも短髪。

 服は基本姉のお下がりで、

 実用重視で可愛さ少なめです。

 保育園のお友達がはいていた

 ひらひら可愛いソックスなんて論外。

 お弁当箱も

 園児には少し大人な

 ディズニーの不思議な国のアリス。


 可愛くきらきらな子達を見て、

 自分の短い髪や

 イマイチ可愛くない服や

 レースやリボンのついていない

 靴下にしょんぼり...。

 サンリオのお弁当箱が羨ましくて

 しょんぼり....。

 

 

 子供は容赦ないです。

 可愛いもの尽くしの

 THE・女の子な彼女達には、

 当時お気に入りだった

 飛行機のアップリケのついた

 コップ入れの巾着も、

 男の子みたいで変なのと

 馬鹿にされてしまいました。

 

 

 好みを否定された悲しさと

 言い返せなかった悲しさと

 お気に入りのアップリケを

 嬉しそうにつけてくれた母に対し

 子供心にも申し訳なさで

 胸がいっぱいになって、

 一人で泣いたのを覚えています。

 

 

 

 保育園児は大人より、

 はっきりトークである分

 容赦ないです。

 同年代の大勢の園児に囲まれ、

 お友達づくりも四苦八苦....。

 

 こうして少しずつ

 団体行動を通じて、

 人と比べて落ち込む

 HSPの特性が、

 天真爛漫な

 子供の私の中に

 密かに根づき始めます。

 

 

 

 

  続きは、明日の

 

 

 

に続きます。