世界観episode3~保育園児の世間体(HSP幼少期編)

 ・保育園で人との比較と劣等感を知る(その②)

  

 ※前回は

 保育園で人との比較と劣等感を知る(その①)

  

 世界観episode2~保育園の女友達(HSP幼少期編)

 

  

 私は、

 保育園でお友達を

 かなり長いこと、

 作ることができませんでした。

 

 お友達がいなかった私は 

 お遊戯の時間以外は

 給食のおばちゃんに

 ずっと相手をしてもらっていました。

 (壁越しでのお話ですが)

 

 暗い廊下に座って

 おばちゃんとお話しをする時間は、

 お友達がいなくて

 さみしくて悲しかった私にとって

 ほっとして、嬉しかった時間でした。

 

 

 後から母から聞きましたが、

 お友達と遊ばず、

 調理室前に入り浸る私のことを

 おばちゃんは

 とても心配していたそうです。

 

 

 そんな私にもなんとか

 ようやくできたお友達ができました。

 できたのは男の子のお友達で、

 一緒に園庭を奇声をあげて遊びました。

 

 女の子のお友達は、

 本当にできませんでした。

 

 やはり、

 子供心にも

 女の子達とお姉さんごっことか

 やった方がいいかな、

 ちょっとだけやってみたいかもと

 思って、

 女王様ポジションの子に

 私も入れてとお願いしてみました。

 

 

 すると、

 なんと彼女は、

 

 

 「男の子と遊ぶ子は入れてあげない!

  入れてほしかったら

  男の子と遊ぶのやめて~」

 

 

 とのたまいました。

 

 

 

 男の子達と遊ぶ方が好きで、

 悩んだけど、

 

 遊ぶのをやめても

 きっとまた遊んでくれる!

 

 と甘く考えて

 

 結局、

 私はおままごとに

 入れてもらう引き換えに、

 仲良しだった男の子達と

 遊ぶのを諦めました。

 

 

 

 自分を曲げて

 入れてもらったおままごとですが

 女王様ポジションの子の

 顔色をうかがって遊ぶのは、

 正直、全然面白くありませんでした。

 

 しまったぁと後悔したけど

 男の子達は、

 その後一緒に

 遊んでくれませんでした。

 

 それでも、

 同性の女の子の仲間に入れたことに

 ほっとしたのを覚えています。

 

 

 ただ、今でも

 

 「もう一緒に遊ばない」

 と告げたときに

 男の子達を傷つけたなぁと

 感じたこと、

 

 勝ち誇ったような女の子達に

 すごく嫌だなぁと思ったのは

 よく覚えています。

 

 

 今にして思えば、

 本当は、

 女の子と一緒に遊ばないと

 いけないという世間体の呪縛に

 囚われていただけでした。

 

 

 「みんな違って

  みんないい」 

  

 みたいな素敵な教育方針は

 当時一般的ではなかったので、

 自分の気持ちより

 世間体を優先していたなと思います。

 

 

 結局無理は続かず

 おままごとグループからは

 脱落しました。

 

 

 そして、

 保育園の工作の時間で

 HSP特有の豊かな感性が花開き、

 人と違うものを作るようになりますが、

 良いような、悪いような。。。。

 

 一般的ではないので、

 園の先生からの評価は.....。

 

 続きは、明日の

 

 

 

 

 

 

 に続きます。