なるほど
「新訳聖書」も「ハロー警報」も納得です
皆さんのコメントから、またひとつ思い出しました
幼い頃、「汚職事件」を「お食事券」だと思っていました……
なんで逮捕されるのってハナシですね
さてさて
ハナシはかわりまして
写真は……我が家のトイレです
ブログに載せるもんじゃないよ
というお叱りはごもっともですが
壁に掛けている絵のハナシがしたくて
私の愛する浮世絵師・鈴木春信の作品
見立菊慈童
です
「菊慈童」とは中国の伝説で、菊の葉の露が入った水を飲んで、コドモのまま不老長寿になった仙人さんです
でも、これは「見立」菊慈童
見立とは、ざっくりいうと
ある古い題材を、イマドキ風にアレンジしちゃうぜというコンセプトのコト
春信さんは、菊慈童をイマドキの可愛いオンナノコにアレンジして描いちゃったのです
春信さんは古典の素養が相当あったみたいで
かーなーりハイレベルな見立絵をたくさん描いています
時には難解すぎて、今となっては元ネタが分からないものも
凄い絵師なんですよ、このヒト
ただ……
どんな見立絵でも、だいたい「可愛いオンナノコの絵」になっています
それがウケたといえばそれまでですが
春信さんの並々ならぬ執着を感じるように思うのは、気のせい……
でもそこがいいんだ
だってだって
春信が描くオンナノコは、本当に可愛いんだもん
見立の元ネタとか、もうどーでも良くなっちゃうぐらいなんだもん
あ、そーだ
私が学生時代からやっている
劇団 貴社の記者は汽車で帰社
主宰のコ(アダ名はなぜか「元帥」)のブログのトップ絵が、いま「見立菊慈童」でした
彼女による「見立菊慈童」の記事にリンクしてみます
http://ameblo.jp/kisha4/entry-11005261699.html
ちなみに元帥は卒論で浮世絵を扱ったので
浮世絵についてワカラナイことがあると、私はたいてい彼女に聞きます
いつもありがとう