数週間前に道端で転んで、膝にギブスを巻くことになってしまった私の母
私は、母が怪我をした翌日に、たまたま実家に立ち寄ったことによって、そのことを知りましたが、
母からは頑なに、私の兄弟姉妹には心配かけたくないから黙っていて欲しいとお願いされてしまいました。
そんなある日、ひょんなことから、妹が母の怪我を知ることになり、
妹から弟に連絡がゆき、家族全員がそのことを知ることになります。
いざという時に、とっても優しい弟は、
『大切なことだから、ちゃんと伝えて、頼って欲しい』
と普段からの想いを言葉にして母に伝えたことで、母の張り詰めていた心は温められたようです。
その後、妹に連れられて6歳になりたての姪っ子がお手伝いをするために登場!
『おばあちゃん、足は、ここを通すんだよ』
と、パジャマを着るサポートをしてくれたり、
何か面白いことを発見しては大声で笑って場を和ませたりしてくれています。
6歳という、まだまだ幼い小さな女の子でも、
その純粋なる優しい心と、
小さいながらもこれまでに自分がお母さんから教わった生きる知恵を思い出しながら、
自分に出来る最高の奉仕を、大好きなおばあちゃんにしてあげたいと思うものなのですね。
母にとっては痛い経験とはなりましたが、
私にとっては、姪っ子が妹&弟からしっかりと愛されて育っているということへの感謝と、
姪っ子がこれまでに妹&弟から受け取った愛を活かして、
幼いながらにも自分に出来ることを実行する(=愛する)ことの喜びを経験出来ているということへの感謝、
その両方を強く実感した出来事となりました。